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J-GLOBAL ID:201702272472386632   整理番号:17A1013659

CpGダイアドの非対称DNAメチル化はマウスにおけるDlk1/Gtl2刷り込みクラスターに関連した二次DMRの特徴である

Asymmetric DNA methylation of CpG dyads is a feature of secondary DMRs associated with the Dlk1/Gtl2 imprinting cluster in mouse
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資料名:
巻: 10  号: June  ページ: 10:31 (WEB ONLY)  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: U7028A  ISSN: 1756-8935  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:差動DNAメチル化は刷り込み遺伝子の制御に重要である。刷り込み制御領域の作動メチル化状態は受精時の配偶子から受け継がれ,発生中の体細胞で安定に維持され,刷り込みクラスターに渡る遺伝子発現に影響する。それに対してDNAメチル化パターンは,移植後発達での刷り込み部位で確立される二次差動メチル化領域で,より不安定である。これらの不安定な二次メチル化領域の特性を調べるため,ヘアピンリンカー重亜硫酸突然変異誘発を用いて,マウスのDlk1/Gtl2刷り込みクラスターに関連した差動メチル化領域でのCpGダイアドメチル化を相補的ストランドで調べた。結果:IG-DMRでメチル化CpGダイアドの90%以上の単一メチル化を観察し,これは刷り込み制御エレメントとして機能した。これに対して,二次メチル化領域でのメチル化CpGダイアドは,67~78%にだけ観察され,残りの22~23%はヘミメチル化していた。結論:著者らはこの高い割合のヘミメチル化は,刷り込み場所と関連した二次差動メチル化領域でのDNAメチル化パターンの多様性を説明できることを提案した。さらに二次差動メチル化領域での5-ヒドロキシメチル化が,受動的あるいは能動的メチル化メカニズムの結果としてヘミメチル化とメチル化の多様性を生んでいることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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分子遺伝学一般 

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