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J-GLOBAL ID：201702272485602212   整理番号：17A0650724

「水土の知」の技術開発を促進する産学官の連携-6 農地集約の違いが水管理の移動距離と時間に及ぼす影響

著者 (4件)： 坂田賢 (農研機構 中央農業研究セ 北陸研究拠点) ,  野坂浩司 (農水省 北陸農政局) ,  建石邦夫 (農研機構 中央農業研究セ) ,  加藤仁 (農研機構 中央農業研究セ 北陸研究拠点)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 85  号： 6  ページ： 555-558  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報は農業農村整備後の農業水利施設や圃場の持つ機能を最大限発揮させることを目的に,事業者が省力化技術の開発,行政が協力経営体と適地の選定・調整,研究機関が効果測定をそれぞれ担い,産学官とユーザーである耕作者が連携して取り組んだ実証試験で得た成果の一部である。具体的には,簡易型GPS記録装置を用いて耕作者の行動軌跡を記録することによって,農地集約による水管理の相違を明らかにした。その結果,集約化が進んでいない法人では集落間の移動が長距離かつ移動時間の大部分を占めることが示された。また,水管理が行われた圃場面積当たりで比較すると,集約化が進展している法人の方が水管理作業の労働生産性が高い結果となった。(著者抄録)

シソーラス用語： 水稲 ,  *水管理 ,  農業施設 ,  農業政策 ,  圃場 ,  省力化 ,  産学協同 ,  実証実験 ,  記録装置 ,  簡素化 ,  *集中化 ,  *農地 ,  人間 ,  栽培 ,  労働生産性 ,  *距離 ,  *時間 ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  *移動距離 ,  *移動時間 ,  簡易型GPS記録装置 ,  耕作者 ,  行動軌跡 ,  農業水利施設 ,  農業農村整備 ,  農研機構 ,  農村工学研究部門 ,  *農地集約

分類 (2件)： 農業土木  (FB02000W) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

引用文献 (9件)：

• 農林水産省大臣官房統計部:農業経営統計調査 農産物生産費 長期累年 米及び小麦の生産費, http://www.estat.go.jp/SG1/estat/Xlsdl.do?sinfid=000024385581(参照2017年3月22日)
• 農林水産省大臣官房統計部:農業経営統計調査 平成27年産米生産費, http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/noukei/seisanhi_nousan/attach/pdf/index-13.pdf(参照2016年10月20日)
• 農林水産省:食料・農業・農村基本計画, http://www.maff.go.jp/j/keikaku/k_aratana/pdf/1_27keikaku.pdf(参照2015年6月8日)
• 農林水産省:土地改良長期計画, http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/keityo/attach/pdf/160824-1.pdf(参照2016年8月24日)
• 農林水産省農村振興局:農業農村に関する技術開発計画(案)-今後5年間で目指すべき技術開発の方向性-, http://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/nousin/bukai/h28_5/attach/pdf/index-2.pdf(参照2017年3月17日)

タイトルに関連する用語 (8件)： 水土の知 ,  開発 ,  促進 ,  連携 ,  農地 ,  集約 ,  水管理 ,  移動距離