ザコプリドのポストコンディショニングはラットにおける虚血/再潅流誘発不整脈を抑制する【Powered by NICT】

Li Yu; Yang Ying; Guo Yunfei; Cao Xiaona; Zhang Yan; Zhai Xuwen; Liu Qinghua

文献

J-GLOBAL ID：201702272509203544 整理番号：17A0280166

ザコプリドのポストコンディショニングはラットにおける虚血/再潅流誘発不整脈を抑制する【Powered by NICT】

Postconditioning of zacopride depresses ischemia /reperfusion-induced arrhythmias in rats

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資料名：
巻： 32 号： 11 ページ： 1921-1927 発行年： 2016年
JST資料番号： W1465A ISSN： 1000-4718 CODEN： ZBSZEB 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：中国 (CHN) 言語：中国語 (ZH)

目的;ラット心筋虚血/再灌流障害に対する心筋内向き整流カリウムチャネル(K_(IR))アゴニストの効果と可能な電気生理学的機序を検討した。方法;SDラットのLANGENDORFF灌流心臓と体内麻酔ラットの冠状動脈前下行枝結紮15分後に虚血/再灌流障害を誘発した。冠動脈左前下行枝の前3分前にザコプリドを投与し、虚血後の再灌流後の再灌流性不整脈への影響を観察した。ラット心室筋細胞を分離し,全細胞パッチクランプ法を用いて,心室筋細胞の低酸素/再酸素化遅延に対する脱の影響と細胞膜表面ATP感受性カリウムチャネル(K_(ATP))への影響を観察した。【結果】;再灌流の前に,0.1~10ΜMOL/Lのザコプリドの投与は,再潅流後の再灌流性不整脈の発生を効果的に阻害することができた。その中、0.1ΜMOL/L ザコプリドは最大効果濃度であり、前期の收縮数を減少させ、心室頻拍と心室細動の発生率はいずれも低下し、持続時間はいずれも短縮した。再灌流の3分前に,1ΜMOL/LのBACL_2と0.1ΜMOL/Lのザコプリドを同時に心臓に灌流したが,BACL_2は部分的にザコプリドの保護効果を逆転させた(P<0.01)。これらの結果は,ザコプリドのポストコンディショニングがK_(IR)電流の増強に関連することを示した。1.5~5ΜG/KGの用量範囲内で、ザコプリドはラットの体再灌流誘発の心室頻拍と心室細動に対して明らかな抑制効果があったが、しかし、前の収縮数に対して明らかな影響がなかった。1.5ΜG/KG ザコプリドの抗不整脈効果は,陽性対照群(7.5MG/KG)と類似していた。更なる研究により、ザコプリドは低酸素/再酸素化による心室筋細胞の遅延後の脱を有効に抑制し、その発生率を低下させることが分かった(P < 0.01)。ZACOPRIDEの上記の効果はK_(ATP)とは関連しなかった。結論;ZACOPRIDEはラットの虚血/再灌流障害に対する抑制作用は心筋細胞K_(IR)を活性化することによって仲介される。K_(IR)を活性化し,遅延を除去することによって誘発される性活性は,虚血ポストコンディショニングの適応機構である可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

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循環系の基礎医学

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