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J-GLOBAL ID:201702272609630232   整理番号:17A1717899

血小板減少症に関連する脾臓過誤腫:症例報告【Powered by NICT】

Splenic hamartoma associated with thrombocytopenia: A case report
著者 (17件):
資料名:
巻: 39  ページ: 172-175  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2904A  ISSN: 2210-2612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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過誤腫は脾臓の稀な良性腫瘍である。血小板減少症を合併したひ過誤腫のいくつかの症例が報告されている。ひ腫瘍を持つことが分かった骨髄異形成症候群を有する無症候性64歳男性。血液検査では血小板減少症に対する有意であり,7.8×10~4/μLの血小板数であった。腹部超音波検査にてひ腫(10.8×6.6cm),及び低エコー腫瘤(8.0×7.0cm)を示した。カラーDoppler超音波検査は塊内に血流を認め,質量密度は腹部コンピューター断層撮影(CT)で均一であった。造影CTでは動脈相中の脾臓質量の不均一な増強を示した。陽電子放出断層撮影(PET) CTは,塊内に有意なフルデオキシグルコース(FDG)蓄積を示さなかった。鑑別診断は脾過誤腫,ひ血管腫,髄外造血に関連したひ腫,悪性腫瘍,孤立性ひ転移を含んでいた。悪性の可能性,血小板減少症の存在,およびひ破裂のリスクのために行った腹腔鏡下ひ臓摘出術。切除標本では局在化した,境界明瞭な8.0×7.0cmのひ腫りゅうを示した。組織学的検査は,異常赤脾髄増殖と正常な脾臓構造が存在しないことを明らかにした。患者の術後経過は良好であった。患者の血小板数は術後1日目に改善され,患者は術後9日目に退院した。患者は術後1か月で正常血小板数と良好な健康状態のままであった。確定術前診断を作るひ過誤腫では困難である。手術は悪性腫瘍を除外できない場合に診断に必要である。手術もひ機能こう進症の症状,血小板減少症を改善する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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血液の疾患  ,  血液の基礎医学  ,  血液の腫よう 
タイトルに関連する用語 (3件):
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