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J-GLOBAL ID:201702272625382560   整理番号:17A0237604

ヘテロダイン検出振動和周波数発生によるシリカ/水溶液界面での水構造の研究

Water Structure at the Buried Silica/Aqueous Interface Studied by Heterodyne-Detected Vibrational Sum-Frequency Generation
著者 (5件):
資料名:
巻: 120  号: 17  ページ: 9357-9363  発行年: 2016年05月05日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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H2OとD2Oを1:4の比率で混合してHOD-D2O溶液(H2O:HOD:D2O=1:8:16,pH=2.1,7.2,12.1)を調製した。HOD-D2O溶液及びH2O溶液中での清浄なシリカ基板界面のヘテロダイン検出振動和周波数発生(HD-VSFG)複素χ(2)2(Imχ(2)2)スペクトルを比較し,シリカ/H2O界面での水素結合の構造とH2Oのアップ/ダウン配向のpH依存性を調べた。その結果,振動カップリングがシリカ/H2O界面でのImχ(2)2スペクトルに実質的な影響を与えることが分かった。シリカ/H2O界面で観測されるダブレットがシリカ/HOD-D2O界面では消失することから,ダブレットが異なったH2O構造に起因するものではなく,既報の固体/H2O界面での水構造に関する考察を再検討する必要性を指摘した。高pHでは,シリカ表面の負荷電によりH2Oはシラノラートと水素結合し,H-アップ配向をとる。一方,低pHでシリカ表面が中性の場合は,H2Oの表面配向には弱い水素結合によるH-アップ配向と強い水素結合によるH-ダウンが認められ,シリカ表面はH-ドナー及びH-アクセプタ部位として作用すると推測された。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固-液界面  ,  固体の表面構造一般  ,  光学スペクトル及び光散乱一般  ,  非線形光学 

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