文献

J-GLOBAL ID：201702272636363533   整理番号：17A1670258

気管および気管周囲の軟部組織に及ぶIgG4関連疾患の1例について,文献レビューを行った。【JST・京大機械翻訳】

IgG4-related disease involving the trachea and paratracheal soft tissue:a case report and literature review

著者 (6件)： Fang Wanlan (浙江省徳清県人民医院呼吸科,313200) ,  Wang Huijuan (100020,首都医科大学附属北京朝陽医院呼吸与危重症医学科) ,  Lu Yuewu (100020,首都医科大学附属北京朝陽医院風湿免疫科) ,  Feng Ruie (中国医学科学院北京協和医学院北京協和医院病理科) ,  Bo Xiaoning (100020,首都医科大学附属北京朝陽医院呼吸与危重症医学科) ,  Fang Qiuhong (100020,首都医科大学附属北京朝陽医院呼吸与危重症医学科)
資料名： Zhonghua Neike Zazhi  (Zhonghua Neike Zazhi)
巻： 56  号： 3  ページ： 199-204  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2318A  ISSN： 0578-1426  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:気管及び気管周囲の軟部組織IgG4関連疾患の臨床資料を分析し、文献を復習することにより、この疾患に対する認識と治療レベルを向上させる。方法:気管及び気管周囲の軟部組織に及ぶIgG4関連性疾患患者の臨床症状、実験室検査及び画像、組織病理、治療及び予後を分析し、関連文献を復習した。結果:女性患者、18歳、咳、呼吸困難2カ月、頚部腫瘍1カ月を主訴として入院した。頚部CT検査では、気管の不規則な狭窄を認め、気管周囲の軟部組織が広く広がっていたことが示された。気管傍腫瘍の病理検査により、増殖した緻密なコラーゲン線維組織は、多くのリンパ球、形質細胞浸潤、免疫組織化学的所見を示すことが明らかになった。IgG4陽性細胞数>50個/HP、IgG4陽性細胞数/IgG陽性細胞数>40%。血清IgG4レベルは2 930 mg/Lであり、IgG4関連性疾患と診断された。メチルプレドニゾロン80mg/d、3d後にプレドニゾン40mg/dを経口投与し、症状緩和、1ケ月後に頚部CT検査を行い、頚部気管狭窄は明らかに改善し、気管周囲軟組織は明らかに縮小した。英語の文献を検索し、20例の気管と気管周囲の軟部組織に及ぶIgG4関連性疾患は、単純に気管壁と気管傍軟組織の患者1例、気管外感染者19例を含み、12例は血清IgG4を検出した。11例の患者(6150~3450mg/L)において、18例の患者は経口コルチコステロイド治療を受け、一部は免疫抑制剤またはリツキシマブ治療を併用し、予後は良好であった。結論:気管及び気管周囲軟組織に及ぶIgG4関連性疾患は臨床的に稀であり、組織病理学的検査を積極的に改善し、グルココルチコイド治療は有効であり、予後は比較的に良好である。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 血清 ,  免疫組織化学 ,  *軟部組織 ,  治療法 ,  経口投与 ,  感染 ,  狭窄症 ,  *気管 ,  グルココルチコイド ,  リンパ球 ,  患者 ,  *免疫グロブリンG ,  腫瘍 ,  呼吸困難
準シソーラス用語： *免疫グロブリンG4 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： lgG4-related disease ,  Trachea ,  Soft tissue around the trachea

分類 (3件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C) ,  眼の疾患  (GP03000U) ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患の診断  (GD04020N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 気管 ,  軟部組織 ,  IgG4関連疾患 ,  文献レビュー