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J-GLOBAL ID：201702272660831268   整理番号：17A0613815

気候変動を考慮した東部ナイルデルタ帯水層における海水貫入の検討及び制御

Investigation and control of seawater intrusion in the Eastern Nile Delta aquifer considering climate change

著者 (1件)： ABD-ELHAMID Hany F. (Zagazig Univ., Zagazig, EGY)
資料名： Water Science & Technology: Water Supply  (Water Science & Technology: Water Supply)
巻： 17  号： 1-2  ページ： 311-323  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0933B  ISSN： 1606-9749  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 世界の飲用水の3分の1は地下水から供給され,沿岸帯水層での海水貫入は深刻な問題である。気候変動により,海面上昇,地下水抜取増加,地下水涵養減少及びこれ等の複合による海水貫入,更には海水貫入による農業生産低下が懸念される。本研究では,気候変動の様々なシナリオを考慮して,東部ナイルデルタ(END)帯水層における地下水流と海水貫入を,MODFLOW関連プログラムであるSEAWATコードを用いて検討した。多くのシナリオを用いて,地下水抜取減少,帯水層涵養増加,塩水帯からの半鹹水抜取及びこの3種複合等の,帯水層への海水貫入制御対策を検討した。結果として,再補給減少が,海水貫入の最大原因であった。沿岸域帯水層の海水貫入減少には,半鹹水抜取の効果が高かった。しかし,3つの対策の組合せが海水貫入削減に最善であった。

シソーラス用語： 気候変動 ,  三角州 ,  *帯水層 ,  海水 ,  海洋汚濁 ,  制御 ,  応用プログラム ,  地下水汚濁 ,  地下水流 ,  *計算機シミュレーション ,  規則 ,  生産 ,  シナリオ ,  土壌 ,  標本抽出 ,  地下水涵養 ,  半鹹水 ,  塩類土 ,  塩分 ,  *塩水侵入 ,  塩水楔 ,  海面上昇 ,  地下水
準シソーラス用語： MODFLOW ,  ナイルデルタ ,  *沿岸部帯水層 ,  海水汚濁 ,  *海水貫入 ,  帯水層涵養 ,  農業生産 ,  農業土壌 ,  抜取

分類 (3件)： 水質汚濁一般  (SB02010U) ,  研究開発  (SA01040R) ,  地下水流  (RC10060Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 気候変動 ,  ナイルデルタ ,  帯水層 ,  海水貫入