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J-GLOBAL ID:201702272678894524   整理番号:17A1371058

Rain-on-snowに伴う融雪災害の研究動向

Research trends in snowmelt hazards due to rain-on-snow events
著者 (3件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 119-126(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: L1875A  ISSN: 1342-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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積雪上にまとまった雨が降る現象はROS(rain-on-snow)イベントと呼ばれ,融雪洪水や全層雪崩,土砂崩れ,地すべりなどの要因となる。ROSイベントに関する研究は,2000年以降になって,世界各地の積雪地域でさかんに行われるようになった。ROSイベント時に雨が雪をとかす量は小さく,多くの場合,雪面への乱流熱輸送が主となって雪どけが進む。しかし,必ずしも乱流熱輸送だけが重要なのではなく,放射熱収支量や積雪底面への地中熱輸送が卓越する場合や,ROSイベントの規模に応じて主要な融雪熱収支成分が異なることもあり,降雨・気象・積雪条件さらには流域特性に応じて多様に異なる。さらに,降雨が積雪内をどのように浸透し積雪底面から流出するかについてもよく分かっていない。そのために模擬降雨散水実験がなされているが,平地か斜面か,積雪ブロックを切り出して散水するか自然のままで散水するかなど,実験方法に応じて様々な結果が得られている。北海道母子里で行われた120 mmの降雨を与えた実験では,積雪底面からevent waterが67%,pre-event waterが33%の割合で流出し,晴天日の融雪水の流出とは著しく異なることが分かった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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雪氷学 
引用文献 (22件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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