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J-GLOBAL ID：201702272729717912   整理番号：17A0921160

過去記録の分析によるフィルダム浸透挙動のモニタリング

著者 (4件)： 曽田英揮 (水資源機構 総合技セ) ,  仁子幸子 (水資源機構 総合技セ) ,  白川信之 (水資源機構 総合技セ) ,  岸田潔 (京大)
資料名： 岩の力学国内シンポジウム講演論文集(CD-ROM)  (Proceedings. Japan Symposium on Rock Mechanics (CD-ROM))
巻： 14th  ページ： ROMBUNNO.87  発行年： 2017年 
JST資料番号： X0607B  ISSN： 1883-1486  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フィルダムの浸透量はダム堤体の遮水ゾーン下流側や法尻に観測設備を設置して計測することが一般的である。浸透量はダムの安全性を評価する上での重要な計測項目であるものの,ダムの浸透量は貯水位の変動による増減や降雨によるノイズ影響を受けることから,ダムの安全性評価はこれらの影響を排除できる期間に限られ,同一水位において従前に比べて浸透量が増加していないことをもって評価してきた。水資源機構では管理移行後30年を経過したモデルダムを対象として,過去の貯水位と浸透量の範囲を元に,浸透挙動の評価の試行を行っている。本稿では過去の挙動に基づく浸透量の範囲を示し,これに基づくモニタリング手法を提案する。このモニタリング手法に基づき,最近発生した浸透挙動の変化を早期発見できた事例を示し,本手法が有効であることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *フィルダム ,  *浸透 ,  監視 ,  水位 ,  降雨量 ,  *判定基準
準シソーラス用語： *安全性のモニタリング ,  *雨量 ,  *貯水位

分類 (2件)： ダム一般  (RC16010D) ,  透水性,浸透水,土中水  (RA03040E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 分析 ,  フィルダム ,  浸透 ,  挙動 ,  モニタリング