文献

J-GLOBAL ID：201702272750471156   整理番号：17A1125305

心拍変動に及ぼす遺伝的影響【Powered by NICT】

Genetic influences on heart rate variability

著者 (5件)： Golosheykin Simon (Washington University School of Medicine, St. Louis, MO, USA) ,  Grant Julia D. (Washington University School of Medicine, St. Louis, MO, USA) ,  Novak Olga V. (Washington University School of Medicine, St. Louis, MO, USA) ,  Heath Andrew C. (Washington University School of Medicine, St. Louis, MO, USA) ,  Anokhin Andrey P. (Washington University School of Medicine, St. Louis, MO, USA)
資料名： International Journal of Psychophysiology  (International Journal of Psychophysiology)
巻： 115  ページ： 65-73  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3245A  ISSN： 0167-8760  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 心拍変動(H RV)は,自律神経系の交感神経および副交感神経枝間の相互作用から生じる時間に対する心臓拍動間隔の変化である。H RVの個人差は,情動調節,人格,精神病理学,心血管健康,および死亡率と関連している。以前の研究は,H RV測定の有意な遺伝率を示した。ここでは,H RVの遺伝的基礎,H RVの異なる測定ドメイン間の遺伝的重複の程度,とH RVの間の表現型および遺伝的関係と安静時心拍数(HR)における性差を調査することにより,H RVに及ぼす遺伝的研究を拡張した。若年成人双生児(1060個体)の大きな住民を代表する集団試料における心電図(ECG)記録と三ドメイン:時間,周波数,および非線形動力学から計算機H RV測定を行った。H RV測定に対する遺伝的および環境的影響は,双晶データの線形構造方程式モデリングを用いて推定した。結果は,H RVとHR変動の尺度は付加的な遺伝的および非共有環境影響(AEモデル)により説明され,有意な共有環境効果の証拠はないことができることを示した。遺伝率推定値は47~64%の範囲であり,H RV測定領域にわたるほとんど差異はなかった。遺伝的影響は連続したR-R間隔(RMSSD,男性で高い遺伝率)の間の平均二乗差及び低/高周波数パワー(LF/HF,男性で動作する明確な遺伝的要因と雌)への比の平方根を除くほとんどの変数の男女間で差がなかった。結果が異なった領域からH RV測定の間の高い表現型と特に遺伝相関を示し,遺伝的影響の90%以上が対策を横切る共有されていることを示唆した。最後に,H RVの遺伝的変動の約40%はHRと共有していた。結論として,HRとH RV測定は若年成人の一般集団における高度に遺伝形質である,異なる測定領域にわたる遺伝的重複度の高い。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *遺伝 ,  *心拍 ,  男性 ,  交感神経系 ,  心電図 ,  表現型 ,  環境影響 ,  死亡率 ,  環境効果 ,  *遺伝的影響 ,  遺伝率 ,  相互作用 ,  性差 ,  循環系
準シソーラス用語： 個人差 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 心拍変動 ,  自律神経バランス ,  遺伝学 ,  双晶 ,  遺伝率

分類 (2件)： 末梢神経系  (EJ12020U) ,  心臓  (EJ04020D)

タイトルに関連する用語 (2件)： 心拍変動 ,  遺伝的影響