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J-GLOBAL ID:201702272779866471   整理番号:17A1237862

小児の小脳および前頭皮質におけるモノアミンオキシダーゼ-AおよびB活性と自閉症の若年成人【Powered by NICT】

Monoamine oxidase-A and B activities in the cerebellum and frontal cortex of children and young adults with autism
著者 (3件):
資料名:
巻: 95  号: 10  ページ: 1965-1972  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0107A  ISSN: 0360-4012  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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モノアミンオキシダーゼ(MAO)はモノアミン神経伝達物質の代謝,セロトニン,ドーパミン,及びノルエピネフリンなどを触媒し,脳機能の重要な調節因子である。本研究では,小脳におけるMAO-AとMAO-Bの活性と自閉症および年齢をマッチさせた対照被験者と被験者の前頭皮質を分析した。小脳では,自閉症(4 38歳)被験者におけるMAO-A活性は対照より20.6%有意に低かった。被験者は子供(年齢4 12歳)と若年成人(年齢13 38歳)のサブグループに分けたとき,MAO-A活性の27.8%の顕著な減少は,対照と比べて自閉症の小児でのみ観察された。対照群の95%信頼区間は,基準範囲としたとき,MAO-Aの活性低下は自閉症児の70%で観察された。前頭皮質では,自閉症児におけるMAO-A活性も対照群より30%低く,MAO-Aの活性障害は自閉症児の55.6%で観察された,全被験者を考慮した場合,自閉症群と対照群の間の差は有意ではなかった。これに反して,自閉症と対照群の小児の間で小脳と前頭皮質の両方で成人と同様のMAO-B活性の有意差はなかった。これらの結果は,自閉症の被験者の脳における障害MAO-A活性,特に自閉症児を示唆した。MAOの活性低下はモノアミン作動性神経伝達物質レベルの増加につながる可能性がある,セロトニンのような自閉症における重要な役割を有することが示唆された。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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中枢神経系  ,  酵素一般  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 

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