リンゴオートファジー関連蛋白質MdATG3sは複数の非生物的ストレスへの耐性を与える【Powered by NICT】

Wang Ping; Sun Xun; Jia Xin; Ma Fengwang

文献

J-GLOBAL ID：201702272798186536 整理番号：17A0445055

リンゴオートファジー関連蛋白質MdATG3sは複数の非生物的ストレスへの耐性を与える【Powered by NICT】

Apple autophagy-related protein MdATG3s afford tolerance to multiple abiotic stresses

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巻： 256 ページ： 53-64 発行年： 2017年
JST資料番号： C0945B ISSN： 0168-9452 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アイルランド (IRL) 言語：英語 (EN)

植物細胞における自食作用の効率的な分解システムは正常発生の間にまたは環境ストレス下で細胞内成分を除去し,リサイクルに重要な役割を果たしている。オートファゴソームの形成はホスファチジルエタノールアミン(PE)へのユビキチン様蛋白質ATG8の結合を必要とする。ATG8PE共役に重要であることをMalus domestica-MdATG3aとMdATG3bから二ユビキチン結合酵素E2様ATG3ホモログを単離した。両者は保存されたN末端,HPCとFLKFモチーフを持つATG3の触媒及びC末端ドメインを共有する。各プロモーターは,ゲノムDNAから分離し,環境ストレスまたはホルモンへの応答に関与するいくつかのシス作用エレメントを含んでいた。核と細胞質の同じ細胞内局在に加えて,MdATG3aとMdATG3bは転写レベルで葉の老化,窒素飢餓,乾燥,塩分,および酸化ストレスに対する類似した発現パターンを示した。Arabidopsisでの異所性発現は浸透圧または塩分ストレスに対する耐性を付与し,また窒素または炭素飢餓下での成長性能を改善した。栄養供給は限定的であったときMdATG3bを過剰発現する‘王林’リンゴのカルス株はまた,より良い成長性能をdisplaid。これらの全体的な結果は,重要なオートファジー遺伝子として,MdATG3sの過剰発現は,細胞および全植物体レベルでの複数の非生物的ストレスに対する耐性を与えることができることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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植物に対する影響 , 遺伝子発現

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