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J-GLOBAL ID：201702272860812249   整理番号：17A1759736

白浜町における熱水融通システム構築とバイナリー発電の適用について

STUDY ON THE ACCOMMODATIVE HOT SPRING SUPPLY AND THE APPLICATION OF BINARY CYCLE POWER GENERATOR

著者 (7件)： 佐藤涼祐 (八千代エンジニヤリング 技術推進本部) ,  四條雅之 (八千代エンジニヤリング 技術推進本部) ,  松井翔太 (八千代エンジニヤリング 技術推進本部) ,  齋藤健太郎 (八千代エンジニヤリング 技術推進本部) ,  つる巻峰夫 (和歌山工高専) ,  中尾彰文 (和歌山大 システム工) ,  吉田登 (和歌山大 システム工)
資料名： 環境システム研究論文発表会講演集  (Proceedings of Annual Meeting of Environmental Systems Research)
巻： 45th  ページ： 93-101  発行年： 2017年10月21日 
JST資料番号： L4127A  ISSN： 1345-9589  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 和歌山県白浜町において,温泉熱を活用したバイナリー発電事業会社を設立し,事業会社が温泉熱による発電を行った後,旅館等に給湯する事業を構想した。このとき,他の源泉,需要者との調整によって温泉水消費量,海域放流量を現状のままとして,源泉枯渇や放流量増加による環境影響を回避する方策も提案した。しかし,採算性の検討では,売電にFIT制度を活用してもFIT制度適用期間内に初期投資の回収が難しいという結果になり,他の既存事例と同様に初期投資に係る費用に対する補助金が必要であることがわかった。この事業におけるCO₂削減効果としては年間約46.9t-CO₂と算定された。また,白浜町地域産業連関表を作成し,経済波及効果を検討したところ,見学による新規の客数増加を考慮すると直接投入金額の約1.5倍の経済波及効果が試算された。(著者抄録)

シソーラス用語： 二酸化炭素排出量 ,  減少 ,  和歌山県 ,  *温泉 ,  *二流体発電 ,  *熱水 ,  *給湯 ,  波及効果 ,  電力販売 ,  制度 ,  環境影響 ,  *経営計画 ,  事業
準シソーラス用語： 二酸化炭素排出量削減 ,  白浜町 ,  経済波及効果 ,  FIT ,  *事業計画

分類 (2件)： 地熱エネルギー  (LB03040B) ,  その他の発電  (NB03140M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 熱水 ,  システム構築 ,  バイナリー発電