抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地中熱利用技術など省エネ技術の導入は,CO
2削減に有効である。とりわけ,沖縄県など普及の進んでいない温暖地域では,その導入効果が大きく期待できる。一方,普及に向けた課題には,導入コスト等の低減のほか,「沖縄県など温暖地における活用技術の具体的な検討」「地域固有の特殊土について地盤の熱特性の把握」「利用形態に応じた設備設計の手法確立」「普及の進んでいない地域での専門技術者不足」「気候風土に応じた機械設備の開発」などが挙げられる。こうした課題の解決に向け沖縄県では3ヵ年の計画で省エネ技術の開発・普及事業を実施している。本論文では,これらの課題の内,特殊土の熱物性の測定結果や専門技術者が利用しやすい地中熱採熱期待値マップシステムの開発事例について紹介する。(著者抄録)