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J-GLOBAL ID：201702272975663381   整理番号：17A0815708

沿岸環境の保全・再生技術 2)環境にやさしく,シンプルなサンゴ群集の再生技術(2)港湾におけるコーラルネットによるサンゴ群集の再生

著者 (3件)： 山木克則 (鹿島建設) ,  新保裕美 (鹿島建設) ,  田中昌宏 (鹿島建設)
資料名： 環境浄化技術  (Environmental Solution Technology)
巻： 16  号： 4  ページ： 101-105  発行年： 2017年07月01日 
JST資料番号： L4697A  ISSN： 1347-9970  CODEN： KJGAAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： サンゴの成育が難しい港の内側にサンゴ群集を再生するため,新しく開発したコーラルネットを使って再生試験を実施した。試験に先立ち,那覇港内のサンゴの現状を示すと共に,コーラルネットの配置状態について図で示した。試験の結果としてのサンゴの生息環境を科学的に予測・評価するため,サンゴ群集の生息地適正指標モデルの検討も行った。コーラルネット設置後5年の経過した時点での試験結果を,サンゴの着生数,サンゴ被度の推移などとして図及び写真で示し,コーラルネットの導入により,サンゴ着生率の向上,サンゴ被度の拡大が確認され,また,開発したサンゴ生息環境の評価技術の優位性も検証できたとしている。更に,地球温暖化など総合ストレスとなる地域的影響の軽減が,サンゴの保全・再生につながるとしている。

シソーラス用語： 自然環境 ,  再生 ,  環境保全 ,  花虫類 ,  *群集 ,  *生息環境 ,  回復 ,  着生 ,  度 ,  *港湾
準シソーラス用語： *コーラルネット ,  *サンゴ ,  *沿岸域環境 ,  環境再生 ,  *生息環境回復 ,  被度

分類 (4件)： 水産生物学一般  (FH02010Z) ,  増養殖設備  (FH04030J) ,  海洋汚濁  (SB02040B) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 沿岸環境 ,  保全 ,  環境 ,  サンゴ ,  群集 ,  港湾 ,  ネット