文献
J-GLOBAL ID:201702272987665188   整理番号:17A1240158

高脂肪食を給餌したラットにおける腎交感神経活動に及ぼすレジスチンの中枢投与の影響:レプチンとの比較【Powered by NICT】

Effects of central administration of resistin on renal sympathetic nerve activity in rats fed a high-fat diet: a comparison with leptin
著者 (4件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: null  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0150A  ISSN: 0953-8194  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
レプチンと同様に,レジスチンは腎交感神経活動(RSNA)を増加する。高脂肪給餌された動物では,レプチンの交感神経刺激性効果は維持され,食事摂取に及ぼすレプチンの減少作用とは対照的である。本研究では,レジスチンの交感神経刺激性作用は高脂肪食により影響されたかどうかを調べた。さらに,レジスチンおよびレプチンは正常な食餌を摂取したラットにおける各単独より大きな交感神経刺激性応答を誘導できることから,著者らは高脂肪食(22%)は,この中枢相互作用に影響するかどうかを検討した。平均動脈圧(MAP),心拍数(HR)及びRSNAは,i.c.v.生理食塩水(対照;n=0~5),レプチン(7 μg; n=4),レジスチン(7 μg; n=5)とレプチンとレジスチン複合(n=6)後3時間記録した。レプチン単独及びレジスチン単独では有意にRSNA(71±16%,62±4%,それぞれ)を増加させた。レプチンとレジスチンを組み合わせた場合,いずれのホルモン単独と比較してRSNA(195±41%)で有意に大きな増加があった。MAPとHR応答はホルモン間で有意差はなかった。高脂肪食投与ラットでは応答は,通常の固形飼料給餌ラットと比較した場合,最大RSNA応答の有意な差はなかった。RSNAに対するレジスチンの交感神経刺激性効果は,高脂肪食により変化し,レジスチン及びレプチンを組み合わせたときに観察されたRSNAのより大きな増加を含めてないことを示した。著者らの結果は,脂肪に富む飼料はレジスチン単独またはレプチンと組み合わせて誘導されたRSNAの増加に対する耐性を誘導しないことを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系一般  ,  泌尿生殖器の基礎医学  ,  末梢神経系  ,  循環系の基礎医学 

前のページに戻る