文献

J-GLOBAL ID：201702272992680268   整理番号：17A1640638

気相オゾンと室内空気によるベンゾ[a]ピレンの不均一酸化からのエポキシド生成【Powered by NICT】

Epoxide formation from heterogeneous oxidation of benzo[a]pyrene with gas-phase ozone and indoor air

著者 (5件)： Zhou Shouming (Department of Chemistry, University of Toronto, 80 St. George St., Toronto, ON M5S 3H6, Canada. [e-mail] [e-mail]) ,  Yeung Leo W. Y. ,  Forbes Matthew W. ,  Mabury Scott ,  Abbatt Jonathan P. D.
資料名： Environmental Science: Processes & Impacts  (Environmental Science: Processes & Impacts)
巻： 19  号： 10  ページ： 1292-1299  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 2050-7887  CODEN： ESPICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気相オゾンによるベンゾ[a]ピレン(BaP)の不均一系反応からの二種類のエポキシド生成物の形成を実証した。BaPはパイレックスガラス管上に被覆し,異なる濃度のオゾンで酸化した。酸化後,エポキシド生成物はN アセチルシステイン(NAC)によって誘導体化した後,液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC MS/MS)により分析した。結果はモノエポキシドに加えて,ジオールエポキシドも生成したことを示した。真の室内空気に曝露したBaPもモノ-およびジオールエポキシドを生成し,低濃度のオゾンによるBaPの酸化により生成したものと類似のクロマトグラムを示した。ジオールエポキシドは人体中のBaP酸化から形成され,それらがDNAとの付加物の形成を介して発癌性を示すことがよく認識されているが,これはこのような種類の化合物は,非生物的不均一酸化によって形成されることができることを初めて示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 誘導体化 ,  *室内空気 ,  不均一系反応 ,  DNA【核酸】 ,  発癌性 ,  *オゾン ,  *酸化 ,  付加物 ,  *気相 ,  クロマトグラム ,  芳香族縮合炭化水素
準シソーラス用語： 低濃度 ,  LC/MS/MS ,  パイレックスガラス ,  *エポキシ化合物 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (1件)： ベンゾ[a]ピレン

タイトルに関連する用語 (7件)： 気相 ,  オゾン ,  室内空気 ,  ピレン ,  不均一 ,  酸化 ,  エポキシド