抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:全血と膿液細菌培養陽性患者の血清唾液酸(SA)、全赤血球分布幅変異係数(RDW-CV)測定値を回顧性分析し、細菌感染時における両者の変化を観察し、細菌感染の診断価値を観察する。方法:145例の血液培養細菌の成長患者を血液群とし、118例の膿液細菌培養陽性患者を膿液群、同時期の健康診断者201例を対照群とした。血清SA、RDW-CVの変化を分析し、グラム陽性(G+)菌とグラム陰性(G-)菌感染、全身と局部感染時の各指標の差異及び三つの群間の差異を比較した。ROC曲線下面積(AUC)を比較することにより、血清SAとRDW-CVの細菌感染に対する診断価値を評価する。結果:細菌感染の時、血清SAとRDW-CVは性別の差がなく(P>0.05)、血清SAは血液群と膿液群の間に有意差がなく(P>0.05)、対照群と比較するといずれも有意差があった(P<0.01)。G+菌とG-菌感染の時、血液群の血清SAは差がなく(P>0.05)、膿液群の血清SAは有意差があった(P<0.05)。細菌感染時に、RDW-CVは3群間に有意差が認められた(いずれもP<0.01)、G+とG-菌感染時には、いずれも有意差が認められた(P<0.01)。血液と膿液群の間では,RDW-CV値に有意差はなかった(P>0.05),そして,血液および膿液の細菌感染のAUCはそれぞれ0.663および0.640であり,RDW-CVによって診断された血液細菌感染症のAUCは0.673であった。膿液細菌感染に対する診断価値がない。結論:細菌感染の時、血液群と膿液群の血清SAは明らかな差がなかったが、いずれも対照群より明らかに高かった。血液群のRDW-CVは膿液群より高く、両群はいずれも対照群より高かった。臨床的にはSAとRDW-CVを炎症性参考指標とすることができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】