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J-GLOBAL ID：201702273027353893   整理番号：17A0986141

エレクトロスプレイ微分型移動度分析によるバイオナノ粒子の絶対定量:リポ蛋白質粒子濃度測定への適用

Absolute Quantification of Bionanoparticles by Electrospray Differential Mobility Analysis: An Application to Lipoprotein Particle Concentration Measurements

著者 (6件)： CLOUET-FORAISON Noemie (Lab. National de Metrologie et d’Essais, Paris, FRA) ,  GAIE-LEVREL Francois (Lab. National de Metrologie et d’Essais, Paris, FRA) ,  COQUELIN Loic (Lab. National de Metrologie et d’Essais, Paris, FRA) ,  EBRARD Geraldine (Lab. National de Metrologie et d’Essais, Paris, FRA) ,  GILLERY Philippe (Univ. Reims Champagne-Ardenne, Reims, FRA) ,  DELATOUR Vincent (Lab. National de Metrologie et d’Essais, Paris, FRA)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 89  号： 4  ページ： 2242-2249  発行年： 2017年02月21日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,蛋白質等の分析に用いられるエレクトロスプレイ微分型移動度分析を,血液中のリポ蛋白質粒子のようなバイオナノ粒子のサイズと濃度の分析に適用し,その有効性を調べた。試料としては,血液中の非高密度リポ蛋白質粒子(non-HPL-P)の標準物質,およびシリカナノ粒子を用いた。結果として,濃度においては,non-HPL-Pで14%,シリカナノ粒子で6%,粒径では1%の相対標準偏差により測定が行えることが示された。しかし,濃度定量においては,エレクトロスプレイ伝送効率(E)が,測定値に大きく影響を及ぼすため,著者らは,実際の測定においては,マトリックス等が分析物質と似ている標準物質を用い,Eによる補正を行うことにより測定値を得ることを推奨している。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *リポタンパク質 ,  スペクトロスコピー ,  エレクトロスプレイイオン化 ,  血清中濃度 ,  粒度分析 ,  効率 ,  *計測器
準シソーラス用語： イオン移動度分光分析 ,  シリカナノ粒子 ,  血清濃度 ,  伝送効率 ,  *微分型移動度分析器 ,  *バイオナノ粒子

分類 (5件)： 有機物質の物理分析一般  (CC03031B) ,  生物物理的研究法  (EA03020V) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  脂質一般  (EB05010B) ,  血液検査  (GC02050D)

タイトルに関連する用語 (8件)： エレクトロスプレイ ,  微分 ,  移動度 ,  分析 ,  ナノ粒子 ,  定量 ,  リポ蛋白質 ,  粒子濃度