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J-GLOBAL ID:201702273041675287   整理番号:17A0495947

5α-レダクターゼ2の阻害剤としての21-イミダゾリル-16-デヒドロプレグネノロンの新規誘導体の合成と腫瘍細胞における細胞毒性

Synthesis of new derivatives of 21-imidazolyl-16-dehydropregnenolone as inhibitors of 5α-reductase 2 and with cytotoxic activity in cancer cells
著者 (9件):
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巻: 25  号:ページ: 1600-1607  発行年: 2017年03月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,C-21位にイミダゾール環を有し,C-3位に異なるエステル部分を含むいくつかの16-デヒドロプレグネノロン誘導体を,5α-レダクターゼ1および2アイソザイムの阻害剤として合成することであった。アンドロゲン受容体(AR)に対するこれら化合物の結合能力も検討した。さらに,去勢したハムスターモデルにおけるそれらの薬理学的効果およびそれらの癌細胞パネル(PC-3,MCF7,SK-LU-1)に対する細胞毒性を評価した。その結果,C-3位に脂環式エステルを有する誘導体のみが,5α-R2酵素阻害活性を示した。そのうちの最も強力なものは,IC50が29nMの21-(1H-イミダゾール-1-イル)-20-オキソプレグナ-5,16-ジエン-3β-シクロヘキサンカルボキシレートであった。このことは,良性前立腺過形成が,5α-R2の存在に直接的に関連するため,重要である。しかし,すべての誘導体は,5α-R1を阻害することができないか,またはARへの結合はしなかった。これら脂環式エステル誘導体は,ハムスターにおいてアンドロゲン依存性腺組織の重量とサイズを減少させたが,このことは,これら誘導体がin vivoで非常に活性であり,無毒性である示している。さらに,21-(1H-イミダゾール-1-イル)-20-オキソプレグナ-5,16-ジエン-3β-イル-アセテート誘導体は,検討した3つの癌細胞株に対して最も高い細胞毒性を示した。従って,ステロイド骨格のC-3位のエステル部分のサイズを考慮することが,ステロイド化合物の合成において重要であり,本実験で観察されたとおり,そのことが生物活性を得る上でのキーポイントである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
物質索引 (4件):
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