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J-GLOBAL ID:201702273052887671   整理番号:17A1115319

IL-17Aは好中球性炎症を促進し,皮膚の急性創傷治癒を阻害する【Powered by NICT】

IL-17A promotes neutrophilic inflammation and disturbs acute wound healing in skin
著者 (9件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 137-144  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2573A  ISSN: 0906-6705  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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創傷治癒過程では,好中球は,創傷組織へ移動する最初の炎症性細胞である。微生物を殺すによる創傷を消毒,感染から宿主を保護するために他の免疫細胞を刺激する。対照的に,好中球由来プロテアーゼは,宿主組織に損傷を与えるので,好中球は創傷治癒における二重の正反対の役割を果たしている。インターロイキン17A(IL 17A)はこれらの細胞の動員を促進する炎症性サイトカインである。創傷治癒過程におけるこのサイトカインの役割は完全には明らかにされていない。本研究では,IL-17A産生の欠損は皮膚の創傷治癒にどのように影響するか検討した。IL17Aノックアウト(KO)マウスは,促進された創傷閉鎖,筋線維芽細胞分化とコラーゲン沈着を示し,野生型(WT)マウスと比較して好中球蓄積を減少させた。対照的に,組換えIL-17Aの投与は遅延創傷閉鎖,低コラーゲン沈着と促進好中球蓄積をもたらした。添加では,好中球エラスターゼ阻害剤によるIL17Aを投与されたマウスの処理は,WTマウスのそれと創傷治癒を改善し同じレベルになった。これらの結果は,IL-17Aが創傷治癒過程を妨げとIL-17Aに起因する好中球性炎症は,皮膚における創傷治癒障害と関連する可能性があることを示唆したことを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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皮膚の基礎医学  ,  外傷一般 

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