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J-GLOBAL ID:201702273057343294   整理番号:17A1077412

半球面からのナノ流体の核出プール沸騰熱伝達の実験調査

An Experimental Investigation of Nucleate Pool Boiling Heat Transfer of Nanofluids From a Hemispherical Surface
著者 (1件):
資料名:
巻: 38  号: 9-12  ページ: 919-930  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: C0903A  ISSN: 0145-7632  CODEN: HTEND2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,沸騰熱伝達とCHF性能に関する研究のレビュー(29件)に続いて,大気圧および飽和条件で,SiO2ナノ流体を用いて,核プール沸騰熱伝達の実験が行われた。実験装置は,SiO2ナノ粒子(粒径50~943nm,平均粒径414nm,体積濃度0.01~0.1%)を含むナノ流体を充たした,Pyrexガラス製鉛直円筒容器(直径100mm)の底面に,球面頂部を有する銅製テストサンプルをリングヒータで加熱した。銅製サンプルブロック内に埋め込んだ熱電対で,温度が測定された。約7000秒までの加熱実験により,表面過熱温度が,最初にオーバーシュートして低下し,その後に漸増し,第二のピーク(遷移と膜沸騰の開始による)が200Kを超えた後,急減する様子を示した。実験結果は,ナノ粒子体積濃度の増加と共に,臨界熱流束(CHF)は,45%まで改善されることを示す。沸騰面からの,原子間力顕微鏡画像は,ナノ流体プール沸騰実験の間に,加熱面にナノ粒子が堆積することを示した。アクティブ核出箇所の減少と,加熱面の近くの,多孔質構造中のブロックされた蒸気による,過剰熱抵抗のために,沸騰HTCが劣化することがわかった。表面濡れの改善が,CHFの増加を生じ,沸騰面の特性変化が,ナノ流体沸騰性能の変化の,主原因であると結論できる。
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分類 (1件):
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相変化を伴う熱伝達 

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