抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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各種プラントの点検においては,非破壊検査による亀裂状欠陥の検出とサイジングが求められる。本稿では,接合する面に深さが10μmから0μmまで直線的に減少する傾斜凹みを加工したのち,拡散接合により,模擬閉口亀裂を含むステンレス鋼試料を製作し,超音波・水浸高調波法により,亀裂を可視化した。励起電圧の増大に伴い反射(散乱)波の面積が増大するという結果から,模擬亀裂面の部分的開閉口により高調波が発生していることを実証した。更に,試料の切断と走査型電子顕微鏡(SEM)観察により模擬閉口亀裂間隙を実測し,励起電圧の増大による亀裂部からの高調波反射面積の拡大と亀裂間隙幅との関連を明らかにした。