文献
J-GLOBAL ID:201702273139484941   整理番号:17A1629549

アトピー性皮膚炎患者における自己総免疫グロブリンGの筋肉内投与により誘導される免疫調節効果【Powered by NICT】

Immunomodulatory effects induced by intramuscular administration of autologous total immunoglobulin G in patients with atopic dermatitis
著者 (4件):
資料名:
巻: 52  ページ: 1-6  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
健康な献血者の血漿プールから生成した多価ヒト免疫グロブリンG(IgG)製剤は様々な自己免疫疾患の治療とそれらの抗炎症および免疫調節効果のためにアレルギー疾患に使用されてきた。自己総IgGの筋肉内投与はアレルギー性疾患,アトピー性皮膚炎(AD)の患者での自家血液療法の臨床的有効性に基づく患者における免疫調節作用を誘導するだろうと仮定した。ハウスダストダニに対するIgE媒介感作(Dermatophagoides farinae)を持つ十六人の成人のAD患者を4週間週2回50mg自己総IgGの筋肉内注射を受けた。Dermatophagoides farinae(Derf2)とインターロイキン(IL)- 10,IL-4,IL-12およびインターフェロンγの血清レベル(IFN γ)の組換え群2に対するIgE,IgG,IgG4抗体主要アレルゲンの血清レベルは,ベースラインで4 8及び12週間で酵素結合免疫吸着検定法により測定した。Derf2に対するIgE抗体の血清レベルは有意にベースライン(p<0.005)と比較して12週で減少した。Derf2に対するIgGおよびIgG4抗体の血清レベルは有意にベースライン(p<0.05)と比較して,4 8,及び12週で増加した。IL-10およびIFN-γの血清レベルは有意にベースライン(p<0.05)と比較して,4 8と12週で増加した。自己総IgG(p>0.05)の筋肉内投与前と後のIL-4あるいはIL-12の血清レベルの有意な差はなかった。自己総IgGの筋肉内投与はAD患者における抗アレルギー免疫調節作用を誘導した。これらの効果の基礎をなす詳細な免疫学的機序を評価するためにさらなる研究が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  食品の化学・栄養価 

前のページに戻る