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J-GLOBAL ID:201702273149264295   整理番号:17A0469618

種々の茶(Camellia sinensis)中の揮発性テルペノイドのエナンチオマと定量分析【Powered by NICT】

Enantiomeric and quantitative analysis of volatile terpenoids in different teas (Camellia sinensis)
著者 (10件):
資料名:
巻: 1490  ページ: 177-190  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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揮発性テルペノイドは,その心地よい香りと低臭気しきい値による茶芳香品質の形成に重要な役割を果たしている。大部分の揮発性テルペノイドは立体中心,各種タイプの茶におけるそれらのエナンチオマとジアステレオ異性体の種々の立体分布を含んでいる。しかし,茶中のテルペノイドエナンチオマの分布特性はまだ不明瞭であった,これは茶芳香の科学的理解への障害となっている。本研究では,ヘッドスペース固相ミクロ抽出(HS SPME)-キラルガスクロマトグラフィー-質量分析(GC MS)に基づく新規で効率的な解析手法は,種々の茶における身近なテルペノイドのエナンチオマーの12対を解析した。50°C抽出温度で40分間CAR DVB PDMS(50/30μm)繊維と茶と沸騰水の間の110比率を用いた場合の茶の揮発性テルペノイドを抽出するためにHS-SPME法の抽出効率は最大であり,エナンチオマ比テルペノイドの安定性観察は,抽出法の実現可能性を証明した。各テルペノイドエナンチオマの好ましい検出限界,定量限界,繰り返し性,直線性,及び濃度範囲は解析的手法の再現性と信頼性を示した。エナンチオマおよび定量的分析は,S-リモネン,Sリナロオール,(2S, 5S)-リナロオールオキシドA,(2S, 5R)-リナロオールオキシドB,R 4 テルピネオール,(2S, 5R)-リナロオールオキシドC,(2S, 5S)-リナロオールオキシドD,Sαテルピネオール,Rαイオノン,,テアスピランBの,テアスピランAとピーク2のピーク1はほとんどの中国茶中の主要なテルペノイド成分であったことを示した。代わりに,しばしば大きな葉起源とインドネシア白色茶と紅茶で検出されたテルペノイドの反対のエナンチオマの割合が高い。に加えて,エナンチオマ比の大きな多様性と種々の茶の濃度が観察された。さらに,種々の茶のテルペノイドエナンチオマの濃度差を区別するために行った部分最小二乗判別分析解析結果は,紅茶の大および小葉起源の間に存在した高度に有意な濃度差,緑,白,ダークティの間で観察されたリナロールオキシドA~Cの濃度の顕著な差異があることを示した。茶芳香のキラル分析技術の成功した適用は茶の品質評価,植物起源決定と信頼性評価のための科学的基礎を築くであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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アルカロイドし好飲料  ,  食品の汚染  ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析 

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