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J-GLOBAL ID:201702273159987361   整理番号:17A0474573

Crassostrea angulataにおける初期幼生殻生合成に関与するチロシナーゼ遺伝子の機能解析と海洋酸性化への応答【Powered by NICT】

Functional analysis of a tyrosinase gene involved in early larval shell biogenesis in Crassostrea angulata and its response to ocean acidification
著者 (17件):
資料名:
巻: 206  ページ: 8-15  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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一次シェルの形成は海洋性二枚貝に重要なプロセスである。海洋酸性化はシェル形成に影響を及ぼす。フェノール酸化に関与する酵素,チロシナーゼとフェノールオキシダーゼなどの殻皮層の形成に関与することが報告されている。本研究では,Ca tyrA1と命名したCrassostrea angulataからのチロシナーゼ遺伝子をクローン化し,初期幼生殻生合成におけるその潜在的機能を検討した。Ca tyrA1遺伝子はサイズが2430bpの完全長c DNAを有し,大きさ1896bpのオープンリーディングフレーム,24 アミノ酸推定シグナルペプチドを含む631 アミノ酸蛋白質をコードする。定量的逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(qRT PCR)分析から,Ca tyrA1転写は主にトロコフォア段階で生じ,3000ppm処理群でCa tyrA1m RNAレベルは,初期D被面子幼生では有意にアップレギュレートされたことを明らかにした。W MISHと走査電子顕微鏡はCa tyrA1の発現は原腸はい期で生じ,それにより初期Dベリジャー幼生を維持することを示した分析し,その信号の形状は鞍状,走査電子顕微鏡下で観察されたものと類似していた。さらに,RNA干渉は,治療群は対照のそれより高い変形速度を持つことを示し,これによりCa tyrA1は一次シェルの生合成に関与していることを示した。結論として,著者らの結果は,Ca tyrA1は幼生シェルの形成に重要な役割を果たし,海洋酸性化により誘導されたCrassostrea angulataの幼生シェル損傷への応答に関与することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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魚類以外の水産動物  ,  酵素生理  ,  動物の生化学 

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