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J-GLOBAL ID：201702273165953831   整理番号：17A0950322

薄スラブ鋳造および圧延(TSCR)法によるマイクロアロイド鋼の開発

Development of Microalloyed Steels Through Thin Slab Casting and Rolling (TSCR) Route

著者 (2件)： BHATTACHARYA Diptak (TATA Steel Ltd, Jamshedpur, IND) ,  MISRA Siddhartha (TATA Steel Ltd, Jamshedpur, IND)
資料名： Transactions of the Indian Institute of Metals  (Transactions of the Indian Institute of Metals)
巻： 70  号： 6  ページ： 1647-1659  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0277A  ISSN： 0972-2815  CODEN： TIIMA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： インド (IND)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近の鉄鋼業では,生産性向上,省エネルギー,操業費削減のため,連続鋳造と熱間圧延を直結する傾向がある。薄スラブ鋳造および圧延(TSCR法では,高速鋳造した50~70mm厚さのスラブをトンネル炉に直接搬送し,均一加熱後に所定の厚さのストリップに熱間圧延する。本研究では,TSCR法の各段階におけるマイクロアロイング元素の挙動に着目し,これらの元素を有効利用するための圧延について検討した。Vマイクロアロイド鋼とは異なり,Nbマイクロアロイド鋼では強度は鋳造速度に影響された。Nbマイクロアロイド鋼に0.02%までのTiを添加しても強度は変わらなかった。析出硬化と第2相硬化を組合せることにより,550MPa以上の強度を有するマイクロアロイド鋼を開発できた。

シソーラス用語： *マイクロアロイド鋼 ,  合金設計 ,  *連続鋳造 ,  *直接圧延 ,  熱間圧延 ,  厚み ,  *金属組織 ,  機械的性質 ,  引張強さ ,  微量元素 ,  ニオブ添加合金 ,  バナジウム添加合金 ,  チタン添加合金 ,  窒素添加合金 ,  析出硬化 ,  第二相 ,  鋳込速度 ,  固溶体硬化 ,  再結晶 ,  電子顕微鏡観察 ,  CCT曲線
準シソーラス用語： 合金開発 ,  スラブ連続鋳造 ,  薄肉 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  マイクロアロイング ,  鋳造速度 ,  透過型電子顕微鏡法 ,  走査電子顕微鏡法

分類 (3件)： 鋳造法,鋳込  (WC01030Q) ,  組織的硬化現象  (WB01020C) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 薄スラブ ,  鋳造 ,  圧延 ,  法 ,  マイクロアロイド鋼 ,  開発