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J-GLOBAL ID:201702273167562394   整理番号:17A0012335

配電盤による船内への電力給電

著者 (1件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 51-58  発行年: 2017年01月01日 
JST資料番号: S0651A  ISSN: 1346-1427  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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配電盤とは,発電機で発生した電力を安全に安定して船内に配電する盤のことである。近年では,電気推進船の増加で,配電盤が推進装置の一部となることがあり,また船内装置の電気・電子化が一般的になり,今まで以上に配電盤が行う船内への電力安定供給が,重要な役割を担うことになる。本稿では,船舶を運航するにあたり,非常に重要な役割を担う配電盤の基本知識及び,船内への電力給電における配電盤の役割について説明する。また,配電盤だけではなく,盤内組み込み部品についても概説する。配電盤は,目的に応じて主配電盤・非常用配電盤・区電箱及び分電盤まで幅広く定義されている。このうち主配電盤と非常用配電盤の特徴について概説する。主配電盤には同期盤が装備された配電盤と,同期盤が装備されていない同期盤レス型配電盤がある。昨今の商船で発電機3台の場合は同期盤レス型配電盤が主流となっている。低圧配電盤に装備される気中遮断器(ACB)は,発電機が発生した電力の給電,遮断を行い,過電流や短絡事故発生時には自動的に事故電流を遮断して発電機および回路を保護する機器のことである。配線用遮断器(MCCB)では保護することのできない大容量機器の保護も行う。非常用配電盤は,一般的には,非常用発電機が接続されており,操舵機,非常用消火ポンプ等の非常用最重要補機が接続されている配電盤のことをいう。
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分類 (2件):
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航海計器,航法装置,電気設備  ,  開閉装置 
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