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J-GLOBAL ID:201702273170268821   整理番号:17A0993947

優れた酵素的分解を用いたPCL/PEGブロック共重合体を作製するための容易な戦略【Powered by NICT】

A facile strategy for fabricating PCL/PEG block copolymer with excellent enzymatic degradation
著者 (7件):
資料名:
巻: 140  ページ: 64-73  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(ω-カプロラクトン)(PCL)は多くの研究イニシアティブの焦点,特にがポリエステル鎖に反応性部位を導入する様々な方法についてした。本研究では,ヒドロキシル基が共有結合的にエステル基を反応6-アミノ-1-ヘキサノールによりPCLの鎖に導入した。ポリ(エチレングリコール)(PEG)をエステル化によるPCL鎖に架橋した触媒としてのN,N’-カルボニルジイミダゾール(CDI)を用いて実施した。調製したPCL-PEG共重合体を,Fourier変換赤外分光法(FT IR),~1H NMRとX線光電子分光法(XPS)のような種々の分析技術によって特性化した。静的水接触角測定は,PEGで修飾した共重合体膜の親水性はかなり改善されたことを示した。共重合体膜は,高分子溶液をキャスティングステンレス板上に調製した。型リパーゼ(Aspergillus oryzae)を含むリン酸緩衝液中で,共重合体試料の分解は,異なる時間間隔で観察された。重量損失比の結果,分解過程では,PCL鎖へのPEG鎖を遮断する得られた共重合体の酵素的分解のプロセスを効果的に加速できることを示した。共重合体フィルムの分子量の変化はゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で調べ,共重合体が分解中に~1H NMRによって特性化した。分解後,PCLとPCL-PEG高分子の表面形態を走査型電子顕微鏡(SEM)により観察し,PCL-PEG共重合体の酵素的分解を,PCLと比較して速く起きたことを強調し,膜の表面層から出発した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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高分子の分解,劣化 

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