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J-GLOBAL ID：201702273184013329   整理番号：17A0665096

離乳ブタの増強成長成績,抗酸化能,免疫および腸発生におけるキトサンオリゴ糖の役割への新たな洞察【Powered by NICT】

New insights into the role of chitosan oligosaccharide in enhancing growth performance, antioxidant capacity, immunity and intestinal development of weaned pigs

著者 (9件)： Wan Jin (Institute of Animal Nutrition, Sichuan Agricultural University, Chengdu 611130, Sichuan, People’s Republic of China. [e-mail] [e-mail]) ,  Jiang Fei ,  Xu Qingsong ,  Chen Daiwen ,  Yu Bing ,  Huang Zhiqing ,  Mao Xiangbing ,  Yu Jie ,  He Jun
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 16  ページ： 9669-9679  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： D-グルコサミンのオリゴマ,キトサンオリゴ糖(COS)をブタ産業に重要な成長促進剤である。しかし,COSはブタの成長を仲介する機構は完全には理解されていない。,COS補給はブタの成長にどのように影響するか検討した。32ランドレース×ヨークシャー離乳ブタを無作為に対照群(COS補給無し基礎飼料),およびCOS群(100mg COS/kg基礎飼料)に分けた。21日間のCOSを摂取したブタは,対照群に比べて高かった(P<0.05)平均日増体量と関連していた。対照群と比較して,粗蛋白質,灰分,脂肪,乾物量及び総エネルギーの見かけの消化性はCOS添加による顕著に上昇(P<0.05)。COS補給は血清中のスーパーオキシドジスムターゼ,カタラーゼの活性および総抗酸化能が上昇(P<0.05)インターロイキン-6,腫瘍壊死因子-α及び免疫グロブリンG濃度(P<0.05)を増加させた。さらに,血清マロンジアルデヒド濃度はCOS摂取により26.59%減少した(P<0.05)であった。COS添加はまた,小腸における(P<0.05)分泌型免疫グロブリンA含有量,絨毛高および消化酵素活性(マルターゼ,ラクターゼ及びスクラーゼ)を有意に増強した。興味深いことに,食事のCOS添加が(P<0.05)タイトジャンクション蛋白質クローディン1(CLDN 1)とオクルディン(OCLN)mRNA量と同様に,空腸のNa~+-グルコース共輸送体1(SGLT1)mRNA量をアップレギュレートした。重要なことに,COSは回腸におけるBifidobacterium集団(P<0.05)を増加させたが,盲腸および結腸における全細菌とEscherichia coli個体群(P<0.05)を減少させた。まとめると,これらの結果は,COS添加は抗酸化と免疫特性だけでなく,腸発生の強化を通した離乳ブタの成長を加速することができることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 大腸菌 ,  血清 ,  盲腸 ,  *離乳 ,  インターロイキン6 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  結腸 ,  空腸 ,  *酸化防止 ,  回腸 ,  免疫グロブリンG ,  ビフィズス菌 ,  mRNA ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： *抗酸化能 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 少糖類  (CF10053Y)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (10件)： 離乳 ,  ブタ ,  増強 ,  成長成績 ,  抗酸化能 ,  免疫 ,  腸 ,  キトサンオリゴ糖 ,  役割 ,  洞察