文献
J-GLOBAL ID:201702273207835272   整理番号:17A0482743

グライコームプロファイリングを用いる植物細胞壁の加水分解の間のグリコシドヒドロラーゼ特異性の定量

Determination of glycoside hydrolase specificities during hydrolysis of plant cell walls using glycome profiling
著者 (14件):
資料名:
巻: 10  号: Feb  ページ: 10:31 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景 グリコシドヒドロラーゼ(GH)は,簡単な糖に多糖類を加水分解する酵素である。植物細胞壁で発見される多糖類の複雑なマトリックスの中で,酵素加水分解の特異性をよりよく理解するために,グライコームプロファイリングを用いて,個体酵素の反応を研究した。そこでは,その反応の可溶性糖生成物を決定するために,酵素処理および定量的ナノ構造重合開始剤質量分析(オオキシム-NIMS)の後,細胞壁に残留している多糖類エピトープを検出するのに,細胞壁グリカン誘導されたモノクローナル抗体の包括的コレクションを用いた。 結果 グリコシドヒドロラーゼのGH5_4,GH10およびGH11系統からの単一,精製酵素は,酵素処理した植物バイオマスにおけるグライコームプロファイルからの特異的エピトープの消失により証明されたヘミセルロースを加水分解した。グライコームプロファイリングデータを,オオキシム-NIMSによってさらに実証した。そしてそれは,セルロースの加水分解から六炭糖生成物を同定した。および,ヘミセルロースの加水分解から,ペントースのみと混合六炭糖-ペントース生成物を同定した。GH10酵素は,キシロース-骨格多糖類エピトープで最も広い多様性を有する反応性であることを証明した。しかしそれは,グルコース-骨格多糖類と反応することができなかった。対照的に,ここで研究したGH5およびGH11酵素は,両方のグルコース-およびキシロース-骨格多糖類と反応するための,能力を示した。 結語 グライコームプロファイリングによって提供された,多糖類構造の広範囲にわたる多様性のための酵素特異性の同定は,そして,オオキシム-NIMSによって提供された可溶少糖類加水分解生成物の相関された同定は,それが植物バイオマスと相互作用する,個体酵素の加水分解能力および抑制を理解するために,独特の組合せを提供する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  加溶媒分解  ,  質量分析  ,  多糖類 

前のページに戻る