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J-GLOBAL ID：201702273225469241   整理番号：17A0829702

2抗イマチニブ抗体を用いたイマチニブのための超特異的および高感度サンドイッチELISA【Powered by NICT】

An ultra-specific and sensitive sandwich ELISA for imatinib using two anti-imatinib antibodies

著者 (8件)： Saita Tetsuya (Applied Life Science Department, Faculty of Biotechnology and Life Science, Sojo University, 4-22-1 Ikeda, Kumamoto 860-0082, Japan) ,  Yamamoto Yuta (Applied Life Science Department, Faculty of Biotechnology and Life Science, Sojo University, 4-22-1 Ikeda, Kumamoto 860-0082, Japan) ,  Hosoya Kazuhisa (Department of Pharmacy, Saga University Hospital, 5-1-1 Nabeshima, Saga 849-8501, Japan) ,  Yamamoto Yutaro (Applied Life Science Department, Faculty of Biotechnology and Life Science, Sojo University, 4-22-1 Ikeda, Kumamoto 860-0082, Japan) ,  Kimura Sakiko (Department of Pharmacy, Saga University Hospital, 5-1-1 Nabeshima, Saga 849-8501, Japan) ,  Narisawa Yutaka (Department of Pharmacy, Saga University Hospital, 5-1-1 Nabeshima, Saga 849-8501, Japan) ,  Narisawa Yutaka (Division of Dermatology, Department of Internal Medicine, Saga University, 5-1-1 Nabeshima, Saga 849-8501, Japan) ,  Shin Masashi (Applied Life Science Department, Faculty of Biotechnology and Life Science, Sojo University, 4-22-1 Ikeda, Kumamoto 860-0082, Japan)
資料名： Analytica Chimica Acta  (Analytica Chimica Acta)
巻： 969  ページ： 72-78  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0394A  ISSN： 0003-2670  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低分子量薬物のイムノアッセイの開発は第一次薬の代謝産物と交差反応しない特異的な抗体の同定を必要とする。二抗体は薬物の全構造を同時に認識することができれば,超特異的サンドイッチELISA,薬物の代謝産物による干渉からの自由を確立させるためにそれらを利用することができる。二抗イマチニブ抗体を用いたチロシンキナーゼ阻害剤イマチニブの定量のための超特異的で高感度なサンドイッチELISAを報告した。抗イマチニブ抗体はハプテン(2-(5-アミノ-2-メチルアニリノ)-4-(3-ピリジル)ピリミジンと4-{(4-メチル-1-ピペラジニル)-メチル}-ベンゾアート)イマチニブの二部分構造によって得られた。最適条件下,このサンドイッチELISAは64pg mL~( 1)8ng mL~( 1)の範囲で直線検出範囲,および100μL試料に対して約64pg mL~( 1)の検出限界を示した。ELISAはイマチニブに特異的であり,が主要な代謝産物_not@@@_001,との交差反応性であったが,代謝産物ピリジン N オキシド イマチニブで見出されたわずかな交差反応性。本アッセイは競合ELISAよりも代謝産物と有意に低い交差反応性を示した。このアッセイを用いて,薬物濃度は容易に30mg kg~( 1)または100mg kg~( 1)の単回投与によるイマチニブの経口投与後のラットの血中で測定した。本ELISAにより測定したラット血清中濃度はH PLCで測定されたものと同程度であったが,それには二つの方法(y=0.983x +0.081, R~2=0.948)で定量した値間に強い相関があった。二抗イマチニブ抗体を用いたイマチニブの初めての特異的高感度サンドイッチELISAを開発した。サンドイッチELISAはイマチニブの治療薬物モニタリングと薬物動態研究のための有用なツールであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 血清中濃度 ,  *ELISA ,  *抗体 ,  最適条件 ,  薬物治療モニタリング ,  ハプテン ,  *高感度 ,  経口投与 ,  検出限界 ,  代謝産物
準シソーラス用語： *サンドイッチ ,  交差反応性 ,  交差反応 ,  *サンドイッチELISA , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： イマチニブ ,  サンドイッチ酵素結合免疫吸着剤分析 ,  低分子量薬物 ,  競争酵素結合免疫吸着剤分析 ,  治療薬物モニタリング

分類 (1件)： バイオアッセイ  (EA03060N)

物質索引 (1件)： イマチニブ

タイトルに関連する用語 (4件)： イマチニブ ,  抗体 ,  高感度 ,  サンドイッチELISA