抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,機械電気連成系トルク変動の第1要因にモータ・ロータのねじれを挙げ,回転数変化位相遅れにより,制御系も自励系ダンピングに陥ること,また,その発生可能性の領域についての仮説を提唱した。このような現象が発生しやすい機械系は,ガスタービンのヘルパ・モータ,ギヤ増速の2ケーシング連結の2ケーシング連結コンプレッサ,など比較的限られている。一方,慣性モーメントの大きいファンでは共振時の応答倍率が大きく昇速時にインタ・ハーモニックス共振などに注意を払う必要があることを説明した。事例として,1軸ガスタービン(F-7EA,F-6B)駆動コンプレッサおよびモータ駆動ギア増速のコンプレッサにおける事故事例,を説明し,これらの事例における連成系トルク変動発生の要因を考察した。