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J-GLOBAL ID：201702273283982363   整理番号：17A0622290

学び方が変化するロボットとの共同学習がもたらすLearning by Observingの実現可能性

著者 (4件)： JIMENEZ Felix (名古屋大学大学院工学研究科) ,  加納政芳 (中京大学工学部) ,  吉川大弘 (名古屋大学大学院工学研究科) ,  古橋武 (名古屋大学大学院工学研究科)
資料名： 人工知能学会論文誌(Web)  (TJSAI (Web))
巻： 32  号： 2  ページ： D-G51_1-12(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0128A  ISSN： 1346-8030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,ロボットと単独の学習者が共同学習している際に,ロボットの学び方が学習が進むにつれて変化すると学習者の学び方に変化を与えるかについて調査し,その関わり方でLearning by Observingを促すことができるかを検討した。ロボットは学習者と共に問題を解きながら学ぶ学習タスクを行い,学習が進むにつれて正解率が向上していき,学び方も効果的な学び方へと変化していく。これにより,学習者にロボットの学び方を観察しながら,ロボットの学び方を学ぶというLearning by Observingを促すことができ,学習者の学び方に変化を与える。実験結果より,学習内容の学習能力が低い学習者が,学習が進むにつれて正解率が上昇し,学び方も変化するロボットと共同学習することで学習効果が向上することを示唆した。

シソーラス用語： *ロボット ,  *学習 ,  問題解決 ,  方式 ,  比率 ,  効果
準シソーラス用語： 学習効果 ,  学習者 ,  学習方法 ,  *観察学習 ,  *共同学習 ,  正解率 ,  問題解決型学習

著者キーワード (8件)： human-robot-interaction ,  robot ,  collaborative learning ,  learning by observing ,  human-robot-interaction ,  robot ,  collaborative learning ,  learning by observing

分類 (2件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (29件)：

• [Berret 10] Berret, D.: Cheating and the Generational Divide, Inside Higher Education (2010) Available: http://www.insidehighered.com/news/2010/11/17/cheating.
• [Dante 10] Dante, E.: The Shadow Scholar, Chronicle of Higher Education (2010) Available: http://chronicle.com/article/The-Shadow-Scholar/125329/.
• [後藤06] 後藤みの理, 加納政芳, 加藤昇平, 國立勉, 伊藤英則: 感性ロボットのための感情領域を用いた表情生成, 人工知能学会論文誌, Vol.21, No.1, pp.55-62 (2006)
• [Han 08] Han, J., Jo, M., Jones, V. and Jo, J.H. : Comparative study on the educational use of home robots for children, Journal of Information Processing Systems, Vol.4, No.4, pp.159-168 (2008)
• [一柳09] 一柳亜衣, 椎塚久雄: 英会話ロボットと人間との感性コミュニケーション, ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集, pp.1P1-F08(1) - 1P1-F08(4) (2009)

タイトルに関連する用語 (3件)： ロボット ,  共同学習 ,  実現可能性