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J-GLOBAL ID：201702273315677659   整理番号：17A0933927

AISI1045鋼中のパルスレーザ表面照射誘起残留応力を解放するための高エネルギー振動電流パルスの適用

Application of high-energy oscillating electric current pulse to relieve pulsed-laser surface irradiation induced residual stress in AISI 1045 steel

著者 (9件)： GU Bang-ping (Shanghai Maritime Univ., Shanghai, CHN) ,  GU Bang-ping (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  LAI Jin-tao (Shaoxing Univ., Shaoxing, CHN) ,  HU Xiong (Shanghai Maritime Univ., Shanghai, CHN) ,  JIN Zi-di (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  JIN Zi-di (Beijing Geolight Technol. Co., Ltd., Beijing, CHN) ,  ZHOU Hui (Univ. Southampton, Southampton, GBR) ,  YANG Zhen-sheng (Shanghai Maritime Univ., Shanghai, CHN) ,  PAN Long (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN)
資料名： Journal of Materials Research  (Journal of Materials Research)
巻： 32  号： 2  ページ： 473-481  発行年： 2017年01月27日 
JST資料番号： D0987B  ISSN： 0884-2914  CODEN： JMREEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉄鋼の種々の高熱入力処理,例えば,レーザ加工,溶接は,被加工材表面に大きな引張残留応力を形成し,これは疲れ寿命の低下をもたらす。一般的に,このような残留応力の解放には熱処理が行なわれるが,基材の特性を損なわない温度管理が重要である。本研究においては,より簡易に局所的な残留応力を解放する手段として,高エネルギー振動電流パルス(ECP)技術を適用することを提案した。この技術はキャパシタ(C)に充電された電気エネルギーを,コイル(L)を介してサンプルに通電し(R),構成されるRLC回路の特性を利用してR中の電流量を徐々に減衰させる。これによってサンプル中の転位運動を活性化させ,残留応力を解放するものである。AISI1045鋼を供試材とし,パルスレーザ照射で残留応力を誘起させた。このサンプルについてECP処理を行ない,その前後の残留応力を穿孔法で調べた。この実験から,ECP処理は表面残留応力の解放に有効であることを立証できた。

シソーラス用語： 炭素鋼 ,  レーザ照射 ,  *残留応力 ,  *電流 ,  *応力除去 ,  *運動 ,  *転位【結晶】 ,  RLC回路 ,  電気振動 ,  エネルギー ,  放電
準シソーラス用語： 高エネルギー ,  *転位運動 ,  *電流パルス

分類 (1件)： 金属材料  (HC02020X)

タイトルに関連する用語 (7件)： AISI1045 ,  パルスレーザ ,  誘起 ,  残留応力 ,  解放 ,  高エネルギー ,  パルス