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J-GLOBAL ID:201702273380401896   整理番号:17A1974326

ヒト炎症性腸疾患とその調節におけるREGファミリー遺伝子の発現【Powered by NICT】

Expression of REG family genes in human inflammatory bowel diseases and its regulation
著者 (18件):
資料名:
巻: 12  ページ: 198-205  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3090A  ISSN: 2405-5808  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炎症性腸疾患(IBD)の病態生理は,粘膜傷害と修復機構の間のバランスを反映している。再生遺伝子(Reg)ファミリーメンバーは,クローン病(CD)と潰よう性大腸炎(UC)細胞に発現しており,炎症性腸疾患(IBD)における増殖性粘膜因子として関与していることが報告されている。しかし,IBDにおける全てのREGファミリー遺伝子の発現はまだ不明である。ここでは,リアルタイムRT-PCRによりUCとCDの生検標本における全てのREGファミリー遺伝子(REGIα,REG Iβ,REG III,HIP/PAP,REG IV)の発現を分析した。REGIα,REG Iβ,REG IV遺伝子はCD試料で過剰発現させた。REG IV遺伝子もUC試料で過剰発現した。は,ヒト結腸細胞におけるREGIα,REG Iβ,REG IV遺伝子の発現機構を解析した。REGIαの発現はIL-6またはIL-22により有意に誘導された,REG IβはIL-22により誘導された。欠失分析は,REGIαの三地域(220~211ng/g,179~156,および146~ 130)とREG Iβプロモーターの領域(274~260)であったIL-22/IL-6による活性化の原因であることを明らかにした。プロモーターはREG IβにおけるREGIαにおけるMZF1,RTEF1/TEAD4,STAT3およびHLTF/FOXN2Fに対するコンセンサス転写因子結合配列を含んでいた。MZF1,RTEF1/TEAD4,STAT3およびHLTF/FOXN2Fに対するsiRNAの導入は,REGIαおよびREG Iβの転写を消失させた。REGIα/REG Iβの遺伝子活性化機構は炎症性腸疾患(IBD)における結腸粘膜再生において重要な役割を果たす可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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消化器の疾患  ,  消化器の基礎医学 

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