抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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デジタルトランスフォーメーションを支えるIoTの現状や最新の技術動向を踏まえ,IoTの公共部門での活用の可能性について考察した。デジタルガバメントが,公共部門や行政サービスにおけるデジタルトランスフォーメーションであるとすれば,IoT,クラウド,ビッグデータ,AI等の技術を活用したプラットフォームを構築し,データと情報の付加価値を最大活用したサービスの提供を加速する取組みであると考えられる。本稿ではまず,IoTを取り巻く現状と課題について述べた。次に,IoTで注目される技術として,低コスト・低消費電力での遠距離通信を実現するLPWA,データの生成元からクラウドに至るまでの間にデータを処理する機能を分散実装するフォグコンピューティング,およびブロックチェーン技術について紹介した。そして,これらのIoT技術の公共分野における利活用の状況を海外での取組みを含めて紹介した。