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J-GLOBAL ID：201702273400839910   整理番号：17A1012897

非平衡相の共存と臨界的に近接した水素燃焼の第二爆発限界

Nonequilibrium phase coexistence and criticality near the second explosion limit of hydrogen combustion

著者 (3件)： Newcomb Lucas B. (Department of Chemistry, University of Massachusetts Boston, Boston, Massachusetts 02125, USA) ,  Alaghemandi Mohammad (Department of Chemistry, University of Massachusetts Boston, Boston, Massachusetts 02125, USA) ,  Green Jason R. (Department of Chemistry, University of Massachusetts Boston, Boston, Massachusetts 02125, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 3  ページ： 034108-034108-7  発行年： 2017年07月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水素はクリーンエネルギーの有望な原料であるが,水素技術の安全性と最適化は爆発限界:比較的低速の燃焼から爆発挙動を分離する圧力-温度境界,を通じた着火の制御に依存する。本論文で,燃焼混合物の突発的非平衡化学が,相転移の定量的特性を示すことを実証した。水素燃焼のモデル機構に対する化学反応速度論の確率論的シミュレーションから,速度論的挙動に爆発分域を形成する境界は非平衡臨界点であることを示した。第二爆発限界の圧力近傍では,この臨界点で自己着火する動的相と低速で進行する他相との過渡的共存が終結した。臨界点温度より低温では,これらの相の化学は区別できなかった。大規模系限界では,擬臨界温度は質量動作速度論から導出した第二爆発限界の温度へと収束した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *非平衡状態 ,  同時発生 ,  燃焼 ,  ガス爆発 ,  *水素燃料 ,  *爆発限界 ,  クリーンエネルギー ,  経路 ,  着火 ,  燃焼制御 ,  *相転移 ,  *燃焼モデル ,  反応速度論 ,  自己着火 ,  臨界温度 ,  数値計算 ,  *反応機構 ,  確率論 ,  *モンテカルロ法 ,  *計算機シミュレーション
準シソーラス用語： キネティックモンテカルロ ,  圧力-温度-時間経路 ,  化学反応速度論 ,  確率的シミュレーション ,  形状共存 ,  水素燃焼 ,  水素爆発 ,  着火制御

分類 (4件)： 無触媒気相反応  (CB06050Y) ,  燃焼理論  (XE04020H) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  相転移・臨界現象一般  (BL04010V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 平衡相 ,  共存 ,  臨界 ,  水素燃焼 ,  爆発限界