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J-GLOBAL ID:201702273507998654   整理番号:17A1187053

抗アンドロゲン2 ヒドロキシフルトアミドはPI3K/AktおよびMAPK/ERK1/2経路を介して作用するアンドロゲン感応性LNCaPとアンドロゲン非依存的PC3前立腺癌細胞株におけるカドヘリン,カテニンおよびアンドロゲン受容体りん酸化を調節する【Powered by NICT】

Anti-androgen 2-hydroxyflutamide modulates cadherin, catenin and androgen receptor phosphorylation in androgen-sensitive LNCaP and androgen-independent PC3 prostate cancer cell lines acting via PI3K/Akt and MAPK/ERK1/2 pathways
著者 (8件):
資料名:
巻: 40  ページ: 324-335  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0472A  ISSN: 0887-2333  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,前立腺癌細胞株におけるカドヘリン/カテニン複合体及びアンドロゲン受容体(AR)のリン酸化に及ぼす抗アンドロゲン2 ヒドロキシフルトアミド(HF)の迅速効果を検討することを目的とした。らに,これら作用を仲介するPI3K/AktおよびMAPK/ERK1/2経路の役割を検討した。はアンドロゲン感受性LNCaP細胞におけるHFはMAPK/ERK1/2依存性様式でSer838/840(p<0.05)でE-カドヘリンりん酸化の急速な増加を誘導することを示したが,Tyr654でβ-カテニンのリン酸化は変化しなかった。付随して,Ser210/213でリン酸化されたARのレベルの低下が認められた(p<0.01)。アンドロゲン非依存性PC3細胞ではHFはTyr860N-カドヘリンとTyr645β-カテニンのリン酸化(p<0.01)を減少させ,MAPK/ERK1/2およびPI3K/Akt経路の両方を介して作用する。さらに,MAPK/ERK1/2およびPI3K/Akt経路は,LNCaPとPC3細胞におけるHFにより異なる影響を受けたことを証明した。LNCaP細胞では,Akt(p<0.01)とERK1/2(p<0.001)りん酸化の両方は負に調節された,この効果はRaf-1(p<0.05)により仲介された。とは対照的に,PC3細胞においてHFはAkt(p<0.001)とERK1/2(p<0.001)活性化を促進したが,Raf-1キナーゼレベルでPI3K/AktおよびMEK/ERK1/2経路間のクロストークに影響を及ぼさなかった。著者らの知見は,抗アンドロゲンの役割を拡大する非ゲノムシグナル伝達への,抗アンドロゲン作用と前立腺癌細胞における接着結合蛋白質のりん酸化を生じる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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化学物質の毒性一般  ,  バイオアッセイ  ,  有機化合物の毒性 
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