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J-GLOBAL ID：201702273511499846   整理番号：17A0973670

硬水中の線状アルキルベンゼンスルホン酸塩の浄化動作に対する洗濯条件の効果

Effect of Washing Conditions on Cleaning Action of Linear Alkylbenzene Sulfonate in Hard Water

著者 (2件)： GOTOH Keiko (Nara Coll., Nara, JPN) ,  MEI Yang (Nara Women’s Univ., Nara, JPN)
資料名： Tenside Surfactants Detergents  (Tenside Surfactants Detergents)
巻： 54  号： 4  ページ： 291-298  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： C0398A  ISSN： 0932-3414  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶性線状ドデシルベンゼンスルホン酸塩(LAS)の洗浄力を,人的に汚染(カーボンブラック/オレイン酸)した各種織物(平織およびタオル状綿織物および平織ポリエステル織物)に対して,各種洗濯条件で調べた。水硬度の増加(最大250ppm)により,汚染除去効率は低下し,汚染再付着は増加した。無添加では綿タオル地が最も洗浄され,ポリエステルは各種添加時を含めたいずれの場合でも最も洗浄が困難であった。LAS添加量増加で洗浄力は増加したが,特に硬度250ppmでは最大添加8.5mmol・dm^-3でも軟水(0ppm)の値には到達せず,軟化剤(ゼオライト,トリポリリン酸ナトリウム(STTP),PolyronN)または炭酸ナトリウム添加,温度増加(最大70°C)あるいはすすぎ回数増加(最大4回)でも十分ではなかった。軟質での洗浄がLASの効果の発現には最良で,今後家庭での硬質の軟水化技術の開発が必要である。

シソーラス用語： *硬水 ,  *LAS【化合物】 ,  *洗濯 ,  *洗浄力 ,  *油汚染 ,  *粒状物汚染 ,  カーボンブラック ,  織物構造 ,  タオル ,  綿布 ,  *繊維製品 ,  水質 ,  除去 ,  洗浄 ,  付着 ,  軟水 ,  水処理薬品 ,  ゼオライト ,  ナトリウム化合物 ,  ポリリン酸塩 ,  炭酸ナトリウム ,  温度依存性 ,  綿 ,  ポリエステル ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： 平織 ,  綿織物 ,  ポリエステル織物 ,  水硬度 ,  汚染除去 ,  再付着 ,  硬水軟化剤 ,  トリポリリン酸ナトリウム

分類 (3件)： 合成洗剤  (YG02030L) ,  織布  (YM05040J) ,  電解質水溶液  (CB05020K)

物質索引 (2件)： p-ドデシルベンゼンスルホン酸 ,  オレイン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 硬水 ,  アルキルベンゼンスルホン酸塩 ,  浄化 ,  洗濯