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J-GLOBAL ID:201702273558364779   整理番号:17A1503341

南大洋中のカドミウム同位体を用いた溶存CO_2の相互作用【Powered by NICT】

Interactions of dissolved CO2 with cadmium isotopes in the Southern Ocean
著者 (12件):
資料名:
巻: 195  ページ: 105-121  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0842A  ISSN: 0304-4203  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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溶解CO_2溶解δ~114Cdの海洋表層水における強い相関の初めての観測を報告した。これは南極周極流とウェッデル環流の両方と同様に,ウェッデル海プロパーにおける0°W子午線に沿った南大洋で観測された,南極半島近傍およびドレーク海峡である。いくつかの表面水塊の一定の傾向は南大洋内の均一な生化学的機構を暗示する。根底にあるメカニズムに対する仮説の一つは,重炭酸塩イオン[HCO_3~ ]の変換CO_2への炭酸アンヒドラーゼ機能のCdの役割であろう,後者はCO_2を受け入れるのみRuBisCO(リブロース 1,5 ビスホスファート カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ)により必要とされる。低環境[CO_2]で藻類は[HCO_3~ ]の利用とCO_2への変換のための炭素濃縮機構(CCM)運転によっても成長を維持している。このため藻類は通常その補因子としてZnを有することを炭酸アンヒドラーゼを以上の酵素を必要とするが,CdはZnを置換する可能性があり,またいくつかの植物プランクトン種で知られているCd特異的炭酸アンヒドラーゼである。局所プランクトン群集の培養では植物プランクトンがCO_2の非常に強い優先的な取り込みを持つことを示している,取込比{[CO_2]/[HCO_3~ ]}は周囲の海水中の溶存比{[CO_2]/[HCO_3~ ]}よりもはるかに高いことを示した。南大洋で報告された観察は,周囲の海水における比{[CO_2]/[HCO_3~ ]}の関数としてδ~114Cdの発現している。南極植物プランクトンにおける炭酸アンヒドラーゼ中のCdの機能の仮説を検証できることが推奨されている南大洋の非摂動天然水中の局所植物プランクトンの将来研究。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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水圏・生物圏の地球化学 
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