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J-GLOBAL ID：201702273559366800   整理番号：17A0706006

建築材料の吸音特性の現場測定法による施工状態管理システム開発に関する研究

著者 (3件)： 岡本則子 (北九州市大 国際環境工) ,  大鶴徹 (大分大 工) ,  富来礼次 (大分大 工)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 23  号： 54  ページ： 517-520  発行年： 2017年06月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,建築物の内装材を施工する現場でアンサンブル平均による材料の吸音特性のin-situ測定法(EA法)による測定を行い,要求される吸音特性を発揮しているかを検証し,さらに吸音特性から施工状態の善し悪しを判定できる施工状態管理システムの開発を目的としている。本稿では,まず施工状態まで含め同一と仮定される試料に対し,異なる音場で測定した結果の変動幅を明らかにする試験を実施し,音場に対する測定値の普遍性を確認する。続いて,実際の施工状態を想定した多層の材料を測定し,構成される材料の違いをEA法により捉えられるかを検討する。最後に,材料開発の現場へ試行的に適用し,提案システムの有効性を示す。

シソーラス用語： 建築材料 ,  *音波吸収 ,  *特性 ,  *計測 ,  *建設管理 ,  *内装材料 ,  *平均値 ,  音場
準シソーラス用語： *アンサンブル平均 ,  *吸音特性 ,  *施工管理 ,  *測定法

分類 (3件)： 音響測定  (BB03040R) ,  建築音響  (BB03080J) ,  音波伝搬  (BB03030G)

引用文献 (10件)：

• 1) JIS A 1409:残響室法吸音率の測定方法, 1998
• 2) JIS A 1405-1:音響管による吸音率及びインピーダンスの測定 -第1部:定在波比法-, 2007
• 3) JIS A 1405-2:音響管による吸音率及びインピーダンスの測定-第2部:伝達関数法-, 2007
• 4) Allard, J. F. and Sieben, B.: Measurement of acoustic impedance in a free field with two microphones and a spectrum analyzer, J. Acoust. Soc. Am. Vol. 77, pp.1617-1618, 1985.4
• 5) Takahashi, Y., Otsuru, T. and Tomiku, R.: In situ measurements of surface impedance and absorption coefficients of porous materials using two microphones and ambient noise, Applied Acoustics, Vol. 66, pp. 845-865, 2005.7

タイトルに関連する用語 (8件)： 建築材料 ,  吸音特性 ,  現場 ,  測定法 ,  施工 ,  管理システム ,  開発 ,  研究