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J-GLOBAL ID:201702273566543640   整理番号:17A0237599

ジアリールエテンの高光応答性界面自己組織系の合理的デザイン: 液体/固体界面での可逆的3状態光スイッチング

Rational Design of Highly Photoresponsive Surface-Confined Self-Assembly of Diarylethenes: Reversible Three-State Photoswitching at the Liquid/Solid Interface
著者 (4件):
資料名:
巻: 120  号: 17  ページ: 9317-9325  発行年: 2016年05月05日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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既報の方法により3-チエニル-および2-チエニル-型フォトクロミックジアリールエテン(1,2)を合成した。密度汎関数理論計算により求めた,2のホトクロミックコアの分子屈曲角(φ)は~110°と1(~137°)に比べ=30°小さいことを利用して,オクタン酸/高配向パイログラファイト(HOPG)界面での2D分子規則配列に対するホトクロミックコアの構造効果を濃度依存性に着目しSTM観察により調べた。1,2はUV(313nm)およびvis光(546nm)照射により可逆的に開環⇔閉環構造変化(o⇔i)を示すが,1ではは1oと1iがどちらも同じ濃度でHOPG上に島状パターン配列をとるのに対し,2は2oでのみ島状配列が観測された。1の場合,UV照射に伴う表面構造はα配列→等方性→β配列変化を,vis照射ではその逆の変化を示す3状態間光スイッチング挙動が観測された。この現象と分子構造の関係を表面被覆率の濃度依存性の解析と分子力学/分子動力学計算に基づき説明した。
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分類 (4件):
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固-液界面  ,  固体の表面構造一般  ,  その他の光学的効果  ,  数値計算 
物質索引 (5件):
物質索引
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