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J-GLOBAL ID：201702273588052880   整理番号：17A1224701

空間分布を考慮した桟橋RC構造物の確率的劣化予測とその寄与度分析

DETERIORATION PREDICTION AND CONTRIBUTION DETECTION FOR HARBOR PIER STRUCTURE CONSIDERING SPATIAL DISTRIBUTION OF UNCERTAINTY SOURCES

著者 (4件)： 大竹雄 (新潟大学 自然科学系) ,  兵頭武志 (一般財団法人港湾航空技術センターSCOPE) ,  本城勇介 (岐阜大学) ,  北澤周作 (新潟大学大学院 自然科学系)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 73  号： 2  ページ： I_396-I_401(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 桟橋RC構造物の維持管理を合理的に計画するためには,構造物の劣化過程を適切に予測することが重要である.本研究では,桟橋上部工の実事例を対象とし,各種不確実性を考慮した確率的劣化予測の有効性を検討する.考慮する不確実性は,コンクリート表面の塩化物イオン濃度,みかけの拡散係数,鋼材の腐食発生限界,かぶりの施工誤差である.特に,空間的相関性を有すると考えられる塩化物イオン濃度,みかけの拡散係数については,確率場としてその空間変動特性を考慮した劣化予測モデルを提案する.最後に,不確実性が劣化予測に与える影響(寄与度)を分析することにより,本手法の有効性,発展性を議論している.(著者抄録)

シソーラス用語： 空間分布 ,  *桟橋 ,  構造物 ,  予測 ,  *劣化 ,  不確実性 ,  濃度 ,  鋼材 ,  腐食 ,  上部構造 ,  信頼性解析 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  予測モデル
準シソーラス用語： *RC構造物 ,  塩化物イオン濃度 ,  *劣化予測

著者キーワード (3件)： harbor pier ,  spatial distribution ,  reliability analysis

分類 (2件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H) ,  コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (8件)：

• 1) 国土交通省港湾局:港湾の施設の点検診断ガイドライ2014,07, http://www.mlit.go.jp/common/001037855.pdf, (2016-08-13アクセス)
• 2) 国土交通省港湾局:港湾の施設の維持管理計画策定ガイドライン 2015.04, http://www.mlit.go.jp/common/001087609.pdf, (2016-09-28アクセス)
• 3) 兵頭武志,北里新一郎,本城勇介,大竹雄:空間統計学を利用した港湾コンクリート構造物の効率的な維持管理に関する研究,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 69,No. 2,pp. I_191-I_196,2013.
• 4) 秋山充良,伊東佑香,鈴木基行:塩害環境下における鉄筋コンクリート構造物の耐久信頼性設計に関する基礎的研究,土木学会論文集E,Vol. 62,pp. 385-401,2006.
• 5) P. トフークリステンセン,M. J. ベイカー:構造信頼性-理論と応用,シュプリンガー・フェアラーク東京,1986.

タイトルに関連する用語 (6件)： 空間分布 ,  桟橋 ,  RC構造物 ,  確率 ,  劣化予測 ,  分析