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J-GLOBAL ID:201702273693214265   整理番号:17A1406650

広帯域レーザー源によって供給される光フェーズドアレイのターゲットベースのコヒーレントビーム合成

Target-based coherent beam combining of an optical phased array fed by a broadband laser source
著者 (3件):
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巻: 64  号: 19-21  ページ: 2149-2156  発行年: 2017年11月20日 
JST資料番号: D0250A  ISSN: 0950-0340  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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軽量でコンフォーマルな高エネルギーレーザシステムに対する要望によって,光フェーズドーアレイ(OPA)技術,特にファイバーレーザー技術および能動的フェーズロック機構,例えば,単一検出器電子周波数タグ付け(LOCSET)および確率的並列勾配降下(SPGD)アルゴリズムによる光コヒーレンスのロッキングの開発が促進されてきた。能動的に位相ロックされた,またはコヒーレントに結合したファイバーレーザーシステムに関する明白な要件は,OPA素子に給送されるファイバーの光路長差(OPD)がコヒーレンス長よりずっと小さいことである。これは,OPAを構築する際に,低出力ファイバーレーザーのアレイをコヒーレントに結合するために非常にうまく動作する狭帯域主発振器(MO)の使用を促す。より高い出力パワーに対する要求は,非線形光学効果誘起のBrillouin散乱(SBS)が支配的になるように仕向ける。SBSを抑圧する,即ち,SBS利得を低減する,またはSBSしきい値を上昇させるための最も一般的な技術は,MOの帯域幅を広げることである。従って,能動的コヒーレントビーム結合(CBC)が効果的に機能するためには,アレイ素子に供給するOPDはサブミリメータでなければならない。本稿では,広帯域MOによって提供されるOPAのターゲットベースのCBCを理論的およびシミュレーションによって研究した結果を報告する。ここで検討したシナリオは,大気乱流内に埋没した粗い放物線状物体のOPAフェージングを考慮したものである。先ず,問題に関する理論的分析を行った。得られた重要な結果は,ターゲットベースのフェージングが可能な物理的条件を明らかにした受信強度に関する閉形式である。次に,粗い放物線状ターゲット上の乱気流を介した7要素から成る六角形配列フェージングのシミュレーション結果を議論した。得られた結果は理論的な知見を検証し,広帯域MOによって提供されたアレイを持つターゲットベースのフェージングが,現実的な条件の下で,即ち,乱流,スペックル,および深さまたは散乱特徴がコヒーレンス長によって分離されているターゲット上で実際に可能であることが分かった。今後は,これらの知見の実験的検証が必要である。
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分類 (1件):
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固体レーザ 

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