文献

J-GLOBAL ID：201702273723849110   整理番号：17A0678156

第9シリーズ「固体電解質の基礎と測定法」 -酸化物イオン伝導体-

著者 (1件)： 雨澤浩史 (東北大学)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 85  号： 4  ページ： 208-214(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固体電解質の中から酸化物イオン伝導体を取り上げ,代表的な酸化物イオン伝導体とそのイオン伝導性発現の原理について説明した。また,酸化物イオン伝導体を実験で扱う際の留意点について述べ,材料中の酸化物イオン伝導・拡散を評価する実験手法,電子ブロッキング法と電気伝導率緩和法,を紹介した。代表的な酸化物イオン伝導体とイオン伝導の発現原理,酸化物イオン伝導体の作製とその物性評価における留意事項,酸化物イオン伝導体における部分電気伝導率の評価,酸化物イオン-電子混合伝導体における部分電気伝導率の評価,電気伝導率緩和測定による化学拡散係数の評価,について述べた。

シソーラス用語： *固体電解質 ,  *導体 ,  *イオン伝導 ,  イオン ,  *イオン拡散 ,  固体内拡散 ,  層 ,  電気伝導率 ,  混合伝導 ,  拡散係数 ,  セラミック ,  酸化イットリウム ,  酸化ジルコニウム ,  ペロブスカイト型結晶
準シソーラス用語： *酸化物イオン伝導体 ,  酸化物イオン ,  電子ブロッキング層 ,  混合伝導体 ,  イットリア安定化ジルコニア

分類 (4件)： 電気化学一般  (CB07010N) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  固体中の拡散一般  (BL06021L) ,  混合伝導  (BM03060U)

引用文献 (28件)：

• 1) W. Nernst, Mutter Erde. Technik, Reisen und nützliche Naturbetrachtung in Haus und Familie., Spemann, Berlin (1899).
• 2) J. B. Goodenough, Annu. Rev. Mater. Res., 33, 91 (2003).
• 3) S. J. Skinner and J. A. Kilner, Mater. Today, 6, 30 (2003).
• 4) T. Ishihara, Bull. Chem. Soc. Jpn., 79, 1155 (2006).
• 5) L. Malavasi, C. A. J. Fisher, and M. S. Islam, Chem. Soc. Rev., 39, 4370 (2010).

タイトルに関連する用語 (4件)： 固体電解質 ,  基礎 ,  測定法 ,  酸化物イオン伝導体