文献

J-GLOBAL ID：201702273724266159   整理番号：17A1583223

【目的】ヌードマウスにおける骨肉腫異種移植片の成長に及ぼすウルソール酸の影響を研究する。【JST・京大機械翻訳】

The effects of ursolic acid on xenografts growth in osteosarcoma of nude mice

著者 (5件)： Chen Wei (邯鄲市中心医院骨三科,河北 邯鄲,056001) ,  Liu Haisheng (邯鄲市人民医院外一科,河北 邯鄲,056001) ,  Wei Meng (邯鄲市中心医院骨三科,河北 邯鄲,056001) ,  Wang Lihong (邯鄲市中心医院骨三科,河北 邯鄲,056001) ,  Shi Yanyan (邯鄲市中心医院骨三科,河北 邯鄲,056001)
資料名： Xiandai Zhongliu Yixue  (Xiandai Zhongliu Yixue)
巻： 25  号： 7  ページ： 1030-1035  発行年： 2017年 
JST資料番号： C3555A  ISSN： 1672-4992  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的;ヌード酸(ursolic acid,UA)による担癌骨肉腫ヌードマウスの移植腫瘍の生長に対する抑制作用及びそのメカニズムについて検討する。方法;ヌードマウスの背骨皮下注射によりヒト骨肉腫MG-63細胞を接種する方法により、ヒト骨肉腫のヌードマウスモデルを樹立し、異なる用量のウルソール酸[5、10、20mg/(kg・d)]とシスプラチン[2mg/(kg・d)]を投与し、治療を行った、治療期間は5日であった。腫瘍の重さを算出し、腫瘍抑制率を計算し、HE染色により腫瘍組織の形態変化を観察し、TUNEL染色により細胞アポトーシス状況を測定し、細胞アポトーシス指数(apoptosis index,AI)を計算した。免疫組織化学染色法(immunohistochemistry,IHC)を用いて腫瘍組織中のcaspase-3、Bax、bcl-2タンパクの発現を観察し、半定量分析を行った。結果;モデル群と比較して,ウルソール酸介入群において,腫瘍細胞の数は有意に増加し,アポトーシス率は有意に増加し,腫瘍重量は減少し,腫瘍抑制率は有意に増加し,カスパーゼ-3とBax蛋白質発現は有意に増加した。bcl-2蛋白質の発現は有意に下方制御されて,Bax/BCL-2の比率は有意に増加し,ウルソール酸の用量依存性があった。結論;ウルソール酸は腫瘍細胞のアポトーシスを促進することにより、担癌骨肉腫ヌードマウスの移植腫瘍の成長に対して一定の抑制作用があり、その作用機序はウルソール酸によるアポトーシス関連タンパク質(caspase-3、Bax、bcl-2)の調節とBax/bcl-2比の上昇と関係があるかもしれない。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： カスパーゼ ,  ダウンレギュレーション ,  Baxタンパク質 ,  *ヌードマウス ,  腫瘍 ,  アポトーシス ,  ヒト ,  *骨肉腫 ,  腫瘍細胞 ,  シスプラチン ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  脂環式アルコール ,  五環トリテルペン ,  第二アルコール
準シソーラス用語： 用量依存性 ,  BCL-2 ,  蛋白質発現 ,  腫瘍組織 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ursolic acid ,  osteosarcoma ,  MG - 63 cell ,  xenografts ,  growth

分類 (4件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  腫ようの実験的治療  (GE02040Y) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (1件)： ウルソール酸

タイトルに関連する用語 (6件)： ヌードマウス ,  骨肉腫 ,  異種移植片 ,  成長 ,  ウルソール酸 ,  研究