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J-GLOBAL ID:201702273749002799   整理番号:17A0928367

多次元電子分光を用いたCdSeナノ結晶におけるスペクトル線均一拡がりの検出

Probing Homogeneous Line Broadening in CdSe Nanocrystals Using Multidimensional Electronic Spectroscopy
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 2809-2815  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: W1332A  ISSN: 1530-6984  CODEN: NALEFD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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二次元電子分光を用いて,種々のリガンドにより表面パッシベーションされた種々のサイズのCdSeナノ結晶を研究し,バンド端励起子によるスペクトル線の均一線幅がナノ結晶のサイズの増大とともに単調に減少することを示した。正孔と電子を捕獲する表面リガンドのトリオクチルホスフィン,TOPO,及びオレイルアミンは正孔のみを捕獲するリガンドであるオレイン酸に比し均一線幅を15meVほど狭くすることを実証し,表面化学が均一線幅に決定的に影響することを明らかにした。電子捕獲状態への結合によりナノ結晶に誘起される分極効果と均一線幅のサイズ依存性を探るため,三次元の電子分光を用いて励起子-フォノン結合に影響されるフォノンモードを調べ,電子捕獲リガンドを欠いたナノ結晶では,Froehlich相互作用の予測する光学フォノンへの結合が強化された3Dスペクトルを示すことを明らかにした。さらに,75fsから900psの持続的な線幅の実証により,スペクトル拡散がサブナノ秒の時間スケールの均一線幅に殆ど影響しないことを示した。
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電子分光スペクトル 
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