抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,植物葉の透過光分光特性に着目し,植物が受ける水ストレスの非侵襲測定手法の開発を目的とした。その結果,水ストレスがかかる状態では,実験前と比べ葉の透過率の増加が可視光域で観測され,脱水とともに減少する葉の厚さと高い相関が見られた。一方で赤外域では,透過率と厚さの相関は低く,また,厚さの変化が収束した後に,透過率が逆に減少する傾向が見られた。本結果より,可視光域の透過率で葉の厚さと初期の水ストレス状態が,赤外域の透過率でその後の水ストレス状態が評価可能である事が示された。(著者抄録)