抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平成29年度から本格的な導入がはじまるCIMは,3次元モデルの可視化に着目した活用がCIM試行業務・工事受注者から提案され,関係者間協議の迅速化・円滑化,干渉チェックによる手戻り削減等の効果があげられている。一方で,事業上流段階からシームレスにCIMを連携・活用した案件が少なく,事業全体の効率化,維持管理の高度化等といったCIMが本来狙う活用効果が十分に発揮できていない状況にある。これは発注者のCIMの経験が浅いことにも起因しており,発注者側の人材育成がCIMの推進・普及に必要な課題の一つである。このような課題を踏まえ,CIM導入推進委員会において事業上流段階からCIMの活用を推進するための方策と,それに関連する発注者支援策に関する議論,検討が行われている。本報は,これらの検討経過を報告するとともに,発注者支援策の導入により期待される効果を考察する。(著者抄録)